見出し画像

自分が知らなければ相手は専門家ではない!?[20240530]


「御社は経営コンサルティングを営んでおられるのですか?」と尋ねる方がいる。

私:「はい、私どもは経営コンサルティング事業を営んでおります」

相手:「紹介屋とか節税/補助金コンサルとかの類いですか?」

(…経営コンサルというと一般の人はこういうイメージなのか、何と言えば良いものか)

私:「経営/ビジネス戦略の策定支援や業務改革プロジェクトの推進、
   DXに関するコンサルティングなどが主な領域ですね」

相手:「DXとかITとかがご専門ですか?」

私:「はい、そうです」

相手:間髪入れず「それはテクノロジコンサルティングってことですかね」

誰と話しをしたのかというと、コンサル案件を紹介する会社の若手の担当だ。

IT戦略策定やDXと言っても上流工程が中心なので、SIerのように実装を受託する訳ではないと説明するが「ご専門が見えませんね」と言われたりする。

更には、

相手:「米系コンサルティング会社のご出身ですか。この会社の得意な領域
    は何ですか?何をなさっていましたか?」

そんな風に、若手の担当に尋ねられてしまう始末だ。

(Gartnerを知らない…、潜りか!?)

IT戦略とかDXとかの案件に強いコンサル会社だと言うから、話を聞く時間をとったのに。

アポを取った相手の名前(小西一有)で1回くらいはググってみてほしいものだ。

事前に相手のことを知っておくのは限界があるとは思うが、紹介会社であるなら、業界図くらい頭に入れておくべきではなかろうか。

自分が知らないだけなのに、相手を「専門家ではない」と言うのは如何なものだろう。

その若手の担当は自身のことを『コンサルタント』と名乗っていた。

コンサルタントと名乗るのを、考えるべきなのだろうかと思ってしまった。


合同会社タッチコア 小西一有

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?