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週末に想うー意思疎通の手前[20240526]


製造業に勤める友人と話をしていた時のこと。

友人は企画部門に所属しているのだが、とある業務の改善案を作成しなければならなくなったそう。
(個人的には何の業務改善かとかなり引っかったが…)

ついては、現場の若手に今どれくらいの業務量を担当しているか聞いたそうだ。
(何するつもりと、個人的にはかなり引っかかったが…)

若手は見事に業務手順について語りだしたそうだ。

友人:「手順ではなくて、〇〇業務に〇時間ということを知りたいのだよ」

若手:「〇〇さんの申し出に関して、ご期待に沿えず申し訳ございません!!」

ほしい情報を得るためにはそれなりに技能がいるものだが、どうもそういう問題でもないようだ。

そういえば、金融だったかのCMで現代文講師が生徒に質問をするシチュエーションのものがあった。

『〇〇に当てはまるのは!?』と問うと、トンチンカンな回答をするというもの。

また、昔、話をしたことがある運輸会社の役員がこんなことを言っていた。

「社員に国語の研修が必要かと思っているのだよ」

これは、外国人の社員にではなく日本人の社員に向けた言葉だった。

日本語は世界の言語の中でも複雑性が高いと言われている。

これを、社会に出てから修正をするのは、なかなか難儀かもしれない。

私は、更にぶつぶつ言っている友人にこう言った。

「いっそのこと、英語で話をしたらどうだ」

合同会社タッチコア 小西一有

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