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ウィズコロナを乗り切るための切り札“ふれあいのメソッド”Vol.7

 おはようございます。野口花琉実です。ご清覧ありがとうございます。
 さて、前回の結びに、どうしても緩和したい社会的な問題について触れさせていただきました。すなわち、2020年の調査によって示されたセックスレスの増加と、それに呼応するように増加した不倫。そして結果としての婚姻率の減少と、離婚率の定着です。


 3人に1人が離婚しているとか、普通離婚率と特殊離婚率があって一概には言えないと聞きますが、いずれろ離婚経験者が私たちが子どもの頃よりも、増えている実感があります。また、セックスレスについては、一月以上性交渉のないカップルと定義付けております。定期的な特集や情報なども巷に溢れていますが、問題は、セックスレスであるということが、パートナーのどちらかに負担になっている場合であると私達は考えています。セックスレスの増加と呼応し社会問題化している現象が不倫の増加です。セックスという種の保存行為は、意識を持つ人という種にとっては、楽しみにも苦しみにもなりえます。信頼と絆で満たされたパートナーとであれば、ふれあいの一形態であるセックスはパートナー同志の絆を深める、或いは確認する楽しみの一つとして昇華され得るのです。同じパートナーと継続してふれあい、絆を深めることで、免疫力を強化し、心理的な安定を得るとともに、生活に潤いをもたらすことは、科学的なエビデンスが示しています。その境地は、不倫という代償行為では到底到達できない豊潤な到達点でもあるのです。

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 しかし、心理的な小さな要因から、ふれあうことをやめたパートナーが、ふれあわないことでさらに心理的にこじれてしまう悪循環を、最も私達は憂えています。生活習慣にふれあいを組み込めば、その即効性と即応性で、その小さなこじれをすぐに解消できる。メソッド化の狙いは、正にそこにあるのです。
 ふれあうことに対する生理的な嫌悪をお持ちの方については、まずは自分とのふれあいメソッドで自分自身の嫌悪を払拭していき、改善へのアプローチが見込まれますが、生理的な嫌悪ではなく、心理的な嫌悪に至った拗れは、まずふれあう方法とスキルを知り実践することが、なによりも効果的で即効性があります。
 もちろん性別は関係ありません。セックスに導く導入としても良いでしょうし、セックスに至らなくてもよいでしょう。なぜなら信頼できるパートナーとふれあうという行為は、ただちに体内に変化をもたらし、結果として生理を通じ心理に癒しと安心感、平穏をもたらすからです。だから、お二人でやってみる。セミナーであればお二人で参加いただく。最初はセルフケアから入ってもよい。これが花琉実メソッドふれあいが提唱する手法です。
 花琉実メソッドふれあいは、生理から心理へ、アプローチします。私の経験では、過去の呪縛から自分を解放するには、心理より生理からアプローチした方が圧倒的に効果的で速い。そしてできうれば、好意を持てる人、つながりたい人、好きな人、信頼できる人がいれば、その人とふれあった方が、より強い効果を得ることができます。

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 このアプローチがもたらす自己治癒力と自己免疫力の効果は絶えずあなたがたお二人を強化し、双方の空であったコップを満たし、これまで以上に絆を強化し、これまで以上に相方の生理を実感でき、コップから溢れれば、溢れ出るものたちを人に伝えたいという動機となります。在りたいつながり方、つむぎあいを体現すること。仲良く助け合い、いたわりあうこと。それこそ、子が親が、あなたたちに期待するあなたたちの姿です。子や親は、そんなあなたたちを見たい、そんなあなたたちから学びたいのです。花琉実メソッドを通して、在りたくない関係性である現状を在りたいように改善でき、それを生活に落とし込むことが出来れば、あなたの耐性は強化され、あなたが生来的に持っていた恒常性という機能を働かせます。そして何よりも花琉実メソッドふれあいの効果は、それを続けていけばやがて相手を自分のように体感できるところにあります。嘘のようですが、本当です。生来的に人間に備わっている、人とシンクロできる能力を使っていないだけなのです。

 次回からは、ふれあいがもたらす科学的な効果を紹介していきましょう。


つづきます。

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