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人と街をつなぐ、とはどういうことか

先日鎌倉に残してきた旦那さんが2泊3日で海士町へやってきました。よく「寂しくないの?」と言われますが、とても寂しいです。「旦那さん本当に理解があるね。」と言われますが、本当に本当に理解があって感謝しかありません。



「必ず帰ってくる。
だから、もう少し規模が小さくて人と人との距離が近く、
人の繋がりを感じられるような場所へ行きたいな。
人と街をつなぐってどういうことか、体感的に学びたい。」


私たち夫婦は株式会社鎌倉ひとはこという不動産業を営んでおり、彼が社長兼営業、私がバックオフィスとしてサポートしています。他に数名業務委託という形で副業的に関わってくださっているスタッフさんがいますが、基本的には二人だけの小さな会社です。


人と街をつなぐ



というコンセプトで、単なる不動産の売買だけでなく幅広い活動をおこなっていきたいと考えています。地域の人と人を繋ぎ新しい変化が生まれるきっかけを作ったり、何か新しい事に取り組みたい人を全力で応援したい。



と彼はいつも言っていたのですが、鎌倉にいた時の私は理解度30%くらいでした。彼にとっての鎌倉は生まれ育った思い入れのある街。私は移住6年目。新人ではないけど中堅までは行かない「そこそこ慣れてきました。」といった感じ。


街を歩けば毎日誰かしら知り合いに声をかけられる彼と、
ごくたまに知り合いに会う私。
生まれ育ってこの街に恩返しをしていきたい彼と、
鎌倉の自然に憧れて何となく移住してきた私。


鎌倉という街は私にとって規模が大きすぎて、大切なものが見えなくなってしまっていたように感じます。人口17万人の街ではなく、もっと小さなところへいきたい。



人と街をつなぐってどういうことか、それが既に実践されている場所へ行って、自分の目で見て肌で感じて、自分なりの答えを導き出したい。



そんな思いがTOUCAプログラムに参加したきっかけの一つでした。海士町へ来て2ヶ月。何となく見えてきたものと、まだまだわからないこと。この気づきは1年を通して探求していきたい自らのテーマです。



少しずつ感じていることをアウトプットして、自らに光を灯して行けたらと思います。

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