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本棚を育てる

この記事は、つくるためにつづけていることや、つくるときに考えていることなどを書いているマガジン『つくるためにつづけていること』の文章です。

「読む」より「読まない」を大切にしてみる

本が好きです。

でも本って不思議なことに、読んだ本の冊数に比例して積読は逆に増えていく仕組みになっています。

そんなときには「読む」よりも「読まない」ことをちょっと大切に考えてみるのもいいかもしれません。

読まなくていい本を弾けるようになってくると、逆に大切な本を引き寄せることもできるようになってきます。

そして、そんな風に出会えた本はきっと、長く頼り甲斐のある相棒でいてくれます。

本棚を育てる

自分だけの本棚を育てていくためには、新陳代謝がすごく大切だなぁと思います。

そのために、以下の3つのことをやるようにしています。

1つ目に、定期的にがさがさと並び替えてあげること。

理想を言えば月に一度くらいはガサガサと出して入れ直してあげたいです。でも現実はそんなに頻繁にできなかったりするので、発見があったり気になったところが生まれたらささっと並び替えてあげることが大切だなって気がしています。

2つ目に、自分の言葉で本を分類してあげること。

これは「小説」「写真集」「図鑑」とか、そういった自分じゃなくても出来てしまうような分類の仕方をしないのがコツです。

3つ目に、50冊単位くらいで定期的に売ったり人に上げたりすること。

本は入れ替わっていくことがとっても大切です。

水のように流れていく棚は、滞留してどんよりせずに、いつも新鮮に保つことが出来ます。自分自身の更新に本棚が追いついていて、そして追い越して引っ張っていってくれるような棚にしておくために、自分から離れてしまったなぁと感じる本はどんどんと売ったり人にあげたりします。

それでも手放せない本が集まって、自分だけの最高の相棒のような本棚になってくれます。

このあたりのことがヘルシーに続けられていると、自分だけの本棚が育ってくれて大好きな本棚にどんどんと近付いてくれているなぁと感じれて、とっても楽しいです。

これからも、長く一緒にいれるような本とたくさん出会っていきたいですね。楽しみ。

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