毎朝の日記で、内側から聴こえてくる声に耳を澄ませる
毎朝、日記を書いている。
日記を書くことは学生の頃から続いている習慣で、家の押し入れにはその都度に使っていた何冊ものお気に入りの日記帳が並んでいるため、その押し入れの扉だけは絶対に開けられないよう僕はいつも細心の注意を払っている。
日記を書くようになったきっかけは、『Artist Way(邦題:ずっとやりたかったことを、やりなさい)』という本だった。その本で「モーニングページ」という自分の心と向き合うための習慣を知ったことから始まった。
モーニングページはその名前の通り、朝に1ページの日記を書くものだ。
ただし日記と言っても、書く内容を決めてはいけない。昨日あった出来事を書くわけでもなく、何かのトピックについて書くわけでもないのだ。
ただひたすらに、自分の心の中に浮かんできたことをとりとめもなく書き出していく。それを1ページ書き切るというのが、モーニングページのやり方だ。
書くことがない日には、「あ〜、書くことがない。一体何を書けばいいんだ?僕は何を書きたいんだ?あ〜、書くことがない、書くことがない、書くことが…」と書き続ければそれでいい。
とにかく、心にあることに素直に開いて、飛び込んでいくということが大切なのだ。
最近またこのモーニングページのやり方が変わってきて、対話形式のようになってきた。自分の内側から、直感が声としてきこえてくるような感覚になっている。
そしてふと、昨日と今日聴こえてきたことを文字に起こして、ここに残してみようと思い立った。
最近エッセイや物語などのしっかりした文章をすっかり書いていなかったので、久しぶりにこうして残してみるのもいいなと思ったのだった。
そしてそれは、僕の内側の声が、誰かにとっても大切なことの要素を含んでいるのかもしれないとも感じたからだった。
僕にとってすごく大切で切実なことを共有することで、誰かに愛をあげられるかもしれないと直感したからだった。
日記を通した内側との対話によって、僕の心から聴こえてきた声の一部を抜粋・再編して掲載します。
内側から聴こえてきた声を「」で書いています。
2023年11月25日
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