ソーシャルワークを改めて学び考える-ソーシャルワークアカデミー2021年第1期開催します

私は社会福祉士でもなければ、学会、士会などからもすべて脱退しているので基本、目にしないものだが、SNSで流れてきた日本社会福祉士会の会報に掲載された大橋謙作日本社会事業大学名誉教授の文章らしい。

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ソーシャルワーク機能とは、
①住民の生活のしづらさ、生活困難問題を発見すること
②その生活問題を抱えている人とつながりその人のナラティブ(人生の物語)を尊重し、その人が望む生活の再設計の支援方針を両者の合意で作成し、支援すること
③その生活問題解決のために、多様な社会福祉の制度をはじめとして、地域資源、社会資源を活用し、問題解決を図ること
④もし、問題解決に即した制度やプログラムがない場合には、新しいニーズ対応型福祉サービスを開発すること、新しいシステムを構築すること
⑤生活問題を抱えている人や家族を地域から疎外しないように、地域住民や社会福祉意識を変え、ボランティア活動を促進し、福祉コミュニティづくりを進めることである。

大橋謙作氏が従前から言われている「ソーシャルワークの機能」?ことをほぼそのままの再掲のようだが。
ソーシャルワークの機能なのか、専門職としてのソーシャルワーカーの機能なのかがどこまでも悩ましいお話ではありますね。

現場的には、「細かい」そんな議論よりも、実際に日々接することへの悩みの方が多いわけで。

(あっ、別に大橋先生のこのお話に特に何かの意見があるわけではないです。念のため。)

今年も、み・らいず2さんとの共催事業で開催をします。去年とは少し違い、オンラインですが、グループワークもとりいれ、実践型に進化しています。ぜひ、ご参加ください。

「ソーシャルワーク・アカデミー」をNPO法人み・らいず実践研究所と共催で開催させていただきます
ソーシャルワークアカデミー 2021年度パターン①
昨年度から、寝屋川市民たすけあいの会とNPO法人み・らいず実践研究所と共催開催しています連続研修会ののご案内です。

社会福祉の支援現場で「果たしてこれでよいのだろうか?」と思い悩むことはありませんか?

「学校で『相談援助の理論』は勉強したけど、具体的にはどう活かすの?」

「『相談援助技術』は覚えたけど、実際にはなかなかうまくいかない…」

「『アセスメント』とは言うけど、何をどのように考えればいいの…?」


そんなふうに悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。


今回のソーシャルワークアカデミーでは、ソーシャルワークのプロセスにおいて、陥りやすいパターンを3つに分け、1パターンについて2回のグループワークを1クールとして行い、アセスメントからプランニング、プランニングから実施までのプロセスの中で起こる以下のような『〇〇〇』について参加者の皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

パターン①「アセスメント」
ミクロ・メゾ・マクロの視点を入れてアセスメントができていない。

パターン②「プランニング」
アセスメントはツール等も使いできているが、効果性を求めすぎているプランニングになってしまっている。

パターン③「実施」
アセスメント・プランニングができているが、実施ができていない。

☆☆☆

<日時>
パターン①「アセスメント」
第1回:2021年6月28日(月)19:00~21:00
第2回:2021年7月23日(金)19:00~21:00

パターン②、③については7月にお知らせします。


<講師>

NPO法人寝屋川市民たすけあいの会 事務局長 冨田昌吾氏

(聞き手:NPO法人み・らいず2 大﨑将弘)


<対象者>

・ソーシャルワークを実践している、または実践しようとしている方


<開催方法>

今回のセミナーはZoomのミーティング機能を使用して開催いたします。

お申込み確認後、振込先口座情報をお知らせいたします。
以下からお申し込みください

https://www.kokuchpro.com/event/6d186af5d17809d9de826c0aecd96ce3/

入金確認後、Zoomミーティングの招待をお送りいたします。


<参加費>
1クール(2回)5,000円
※申し込みされた方には、第2回の前に第1回の録画を送らせていただきます。

☆☆☆

「ソーシャルワークアカデミー」とは…

既存のサービスに相談者を当てはめることが「ソーシャルワーク」なのか?そんな「ソーシャルワークって何?」ということを改めて考える、NPO法人寝屋川市民たすけあいの会とNPO法人み・らいず2の共催企画です。

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