くすりに関するあれとかこれとか

2022年2月14日に「くすりに関するあれとかこれとか」というテーマでお話しをします。
#障害福祉の常識を問い直す講座 基礎編第6回「くすりに関するあれとか、これとか」の番外編になります。
ちょうど、名郷先生が「薬の現象学」という本についての連ツイをされていました。
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名郷直樹@nnago
青島周一@「薬の現象学」2022年2月発売◎
薬の現象学: 存在・認識・情動・生活をめぐる薬学との接点 青島 周一  より
https://www.amazon.co.jp/dp/4621306901/ref=cm_sw_r_tw_dp_27KHQDPJ92SPVJKP6B85

名郷直樹
·読み始めました。目次を見ただけでびっくり。
「存在」「認識」はEBMステップ3の別の在り方として読める。EBMでは単に存在を前提として、統計学的に認識する。そこへ違ったアプローチが提供される。
「情動」「生活」はステップ4の違ったアプローチだ。意志の「存在」も実は明らかでない。病気そのものより、予防、リスクが重視される中、生活の実在も怪しい。「認識」そのものが問われなくてはならない。
今後、薬に対するアプローチは決定的な変更を要求される。それに対する一種の予言の書だと思う。みんなに読んでほしい。
本書の「情動」「生活」の部分で拙著「いずれくる死にそなえない」が読み解ける。寝たきりに対する感情は周囲にはネガティブに存在し、本人には案外安楽として存在する。にもかかわらず全体としては寝たきりにはなってはいけないという認識が広がる。それにどう対抗するか。それを書いた本です
外傷やがんの治療のように身体的な実感が明らかなものと高血圧や糖尿病のようなリスクの治療に分けて論じるのが次のステップか。そこでは「身体」という項目が追加されると思う
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日本のEBMの第1人者である名郷先生のつぶやきですからとんでもなく難しいわけですが、最後の一文が、いまの日本の医療と薬にまつわる状況を如実に表しています。
そして、こんな話もあります。


https://www.shin-toku.com/blog/director/index.php?id=104
Vol.104 治療薬のおかげで患者が増える?


https://web-opinions.jp/posts/detail/202...
認知症医療の荒廃 -抗認知症薬に関する公開情報の分析から-


あまり、ひねりすぎても「もぐもぐ」どころか、みなさんBLASTしてしまっては困りますので、みなさんの薬に対する思いもおききしつつ、「薬について」いろいろ考えてみたいと思います。


ぜひ、ご参加くださいませ。(基本はスピンオフ 有料です。アーカイブ視聴も可能です)

山口 久美さんより
【事務連絡】
#障害福祉の常識を問い直す講座 Spin-off (講座参加者限定)
2022年2月14日 19:00~です!
参加表明まだの方はいらっしゃいませんか~(^O^)/
直前までお申し込み可能です。
基礎編第6回「くすりに関するあれとか、これとか」の番外編です。
世界の・日本のくすり事情を深掘り&身近な問題について考えましょう!
*2020年、2021年の常識講座応用編・基礎編に参加されたことのあるかた限定です。

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