うなぎが後押しするジャニーズ事務所

【速報】「道頓堀でウナギとったどー！」大阪・道頓堀川で絶滅危惧種の「ニホンウナギ」の生息確認　学術調査での捕獲は史上初　専門家「道頓堀川の水質がよくなっている」（MBSニュース） - Yahoo!ニュース


最近ふとしたことから、ジャニーズのYouTubeチャンネルを見るようになった。関連してRIDE ON TIMEなども視聴して、僕はすっかり、非常に、まったくもって感心してしまった。
ジャニーズと言えば、ただのイケメンが、ジャニーズという肩書を水戸黄門の印籠よろしく掲げ、適当に歌って踊ってはファンからはキャーキャー言われ、テレビ番組共演者からは忖度を受け、たまに映像作品に出演しては俳優としての地位も得て、「イケメンとジャニーズ」というアイテムを幸運なことに手にした「なんちゃって成功者」だと見なしていた。

ところがどっこい、その裏ではとんでもない苦労と努力を重ねてデビューにまで漕ぎ着けているのだ。その一方で、日の目を見る前に世間に知られないまま事務所を去っていく所属タレントもたくさんいることを知って、ジャニーズタレントを見る目が変わってしまった。
Snow Manの深澤辰哉さんがテレビ番組収録中に吐いてしまうほどの辛い経験をしたとか、なにわ男子の藤原丈一郎さんは将来を考えて大学生時代に就活をしたとか、僕にとって印象的なエピソードだ。「あぁ、ジャニーズアイドルも同じ人間なんだなぁ」としみじみとしてしまう。

ジャニーズ事務所は、ご存知の通り、各種SNSを使用している。SNSは基本的にグループメンバーや、事務所のタレント（つまり同僚ですね）しか出演しないので、彼らが実にのびのびと自由奔放に楽しそうにしている様子がSNSから見て取れる。
テレビ番組に出演するとなると、どうしても共演者やスポンサーがいるわけで様々な気遣いが発生する。だからSNSにおけるジャニーズタレントの姿の方がテレビにおける彼らより何倍もおもしろいし魅力的だ。
ジャニーズタレントには興味なかったけれど、YouTubeチャンネルを見たらおもしろくてファンになったという人は多いと思う。

A.B.C-Zの塚田僚一さんが保護犬を飼っていることをTwitterを通して知って印象がすっかり変わったという人もいるのではないだろうか（かくいう僕がそうです）。

ジャニーズ事務所帝国に傷が付き始めている今、事務所がやるべきことは、SNSを通して、テレビや雑誌では映せない、自然体の彼らの魅力を発信することである。そもそもジャニーズ事務所に入所できるくらいの顔面偏差値と人間的魅力、タレント性があるのだから、後は発信する場や方法があればいいのだ。

さて僕が今、注目しているのが上記記事に登場している関西ジャニーズJr.「Aぇ! group」である。彼らのYouTubeチャンネルは本当におもしろい。
ただシャンプーをするだけの企画をここまでおもしろくするのは東京のジャニーズには無理だ。

名前も見た目も日本男児。でも実はおっとり育ちの良さが出ている正門良規。

狂犬と恐れられているのに、学生時代は華道部兼生徒会という末澤誠也。

リア充な雰囲気があるのに、実は超真面目（私見ですｗ）で大人しい草間リチャード敬太。

スタイルも顔も申し分ないガチのイケメンなのに恐怖を感じるほど笑いに貪欲な小島健。

高学歴で女装も似合うのに、なぜかギャグの人と思われているイキリスト福本大晴。

劇団四季に出演し、歌も演技もジャニーズ事務所トップレベルの佐野晶哉。

なんだこれ？と思うような異色のメンバーが揃っている。「ここはららぽーとか？」という品ぞろえだ。
間違いなくデビュー間近だと思うのだが、そんな彼らの番組でニホンウナギが捕獲されたのだから、もうジャニーズ事務所としては大喜びであろう。

最近はすっかり評判の悪いジャニーズ事務所だが、こういう素晴らしい人材がジャニーズ事務所を信じて、事務所の為に日々頑張っているのだから、もっと大切にすべきだ。おわかりかな？？？

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