川口塔子 | 義足とお茶と、わたし

がんで足を切断し、義足になった私の生活日記。 大好きなお茶のおしごとをしながら、日々邁…

川口塔子 | 義足とお茶と、わたし

がんで足を切断し、義足になった私の生活日記。 大好きなお茶のおしごとをしながら、日々邁進中。 2022年9月27日、切断手術を受け、現在進行系でリハビリを行っています。 #悪性軟部腫瘍 #大腿切断 #大腿義足 #義足 #がんサバイバー

マガジン

  • 義足とお茶と、わたし【ポッドキャスト】

    Spotifyで不定期で配信している「ポッドキャスト」の配信情報をまとめています。

  • 茶と共に生きる 〜希少がんになった20代女子の話〜

    27歳の秋。それは突然のことだった。 腫れた太ももに異変を感じて受診した整形外科で「腫瘍」だと言われる。 悪性軟部腫瘍(粘液型脂肪肉腫)を左大腿部に患った私は,化学療法6クールと,1ヶ月半の陽子線治療(先進医療)を受け,治療をはじめてから10ヶ月で奇跡的に仕事に復帰した。 陽子線治療を選んだことにより,根治はまだしておらず,5年後の完治を目指しているところだ。 治療が終わり半年が経ち,そろそろ闘病記を書かなければ,と思いパソコンに向かいはじめた。だが,思い出すのは辛い作業。 この奇跡的な軌跡,少しでも役に立ってもらえたら…。 ゆっくりと時間をかけて綴っていこうと思う。

最近の記事

足踏み状態の今だからやれること | 義足とお茶と、わたしPodcast【02】

■足踏み状態の今だからやれること 急性期の病院から回復期の病院に転院し、いざ義足のリハビリ!と言いたいところですが、思わぬところで足踏み状態に。 そんな今、できることはなにか、考えをお伝えしています。

    • 切断手術ってどんなかんじ? | 義足とお茶と、わたし Podcast【01】

      ■切断手術ってどんなかんじ? 悪性軟部腫瘍という希少がんの「再発」により、2022年9月27日に左足の「大腿切断」をしました。 この配信では、切断手術の前後について、詳しくお話をしています。

      • 希少がん闘病記を書くにあたり 〜終わりのはじまり〜

        私は2017年秋に「悪性軟部腫瘍(粘液型脂肪肉腫)」のステージ3を発症し、2018年春に治療を終えた29歳女子。 本来、化学療法(抗がん剤治療)に併せて、手術を第一とするこの病気で、「陽子線(粒子線)治療」を選択し、5年後の完治・根治を目指して今も経過観察中だ。 闘病記は闘病している時からずっと、書こう、書こうと思い、何度もパソコンに向かうのだけど、どうしても書けないでいた。それは、思い出す作業は、あまりにも辛くて書いていると、ポロポロと涙が溢れ出すからだ。そしてどっと疲れ

        • 突然の足の腫れ「まさか、これががんなのか?」

          2017年9月、まだ暑い台風が近づく鹿児島。 その日も熱帯夜だったと思う。短パンズボンで寝ようと、ふとベッドに足を放り出した。「あれ?なんか腫れている…」 その日その瞬間から、私の闘病ははじまった。 「勘違いかもしれない」そう思い、翌日、地域の太鼓チームでの練習で、仲の良いチームメイトに何気なく足を見せた。「ねぇ、ちょっと見て。腫れてるかな〜?」するとチームメイトが顔色を変えてこう言った「いや、腫れてるどころか、すごい大きくなってるよ。変だ、絶対に変だ、病院に行け!」 帰

        足踏み状態の今だからやれること | 義足とお茶と、わたしPodcast【02】

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          2本
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