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週次を始めたのは、逃げか、前進か。

現状を変えたいなら、環境を変えろ。

4連休、田んぼの中を1時間半歩いていたら、ふと田んぼの奥にそびえていた森の緑にそう言われた気がして、

崖っぷちの台湾チーム

新しい取り組みとして、社長との週次を始めることにしました。

ボーダレスの新規事業ではよく聞く、黒字化するまで社長と週1でMTGをして、数値の振り返りや打ち手の相談をするやつ。

もちろん私も事業部の月次には毎月参加しているけれど、

崖っぷちの新規事業には月に1回の振り返りじゃ足りない。

そして、台湾チームが始まってからずっと取れていなかった施策や打ち手をこれでもかと振り返り、なぜと問い続ける時間。

数値を振り返り、報告するだけだけど、この時間をしっかり取って、社長にアドバイスをもらえるという環境に変えるだけで、施策1つ1つの精度や見方が変えられるかもしれないと思った。

(力をくれた大穂の田んぼと、木の緑。)

成功への近道は、実行力(=やりきり力)。

すでに、もう週次は2回。

日次の数値をつけてるKPIシートをもとに数値を振り返り、次の週の施策を発表する。そして、その1週間の中で出てきた疑問や、判断に迷っていることを相談する時間。たった3人の週次だけど、会議を仕切ったことのない私にとっては、この週次のファシリをやるだけでも勉強になる。

でも、一番の発見は「実行力(=やりきる力)」

私はずっと台湾チームが結果を出せていないのは、私が考えた施策や視点が誤っているからだと思っていた。

だから、どうしたら施策の精度が上がるのか、社長の視点を学ぶために週次を設定したのが、一番の目的だったのだけれど。。

気づいたのは、施策も、視点も社長とそんなに違うわけではないこと。

もちろん、私には足りなかった視点はあるけれど、180度違うかって言われたら、そうでもない。「なるほどね、いいんじゃない。」そう相槌をもらって進んでいく週次に、私が社長との差を感じたのは、施策のアイデア出しではなく、施策の振り返りの時間。

全ての施策をやりきって、進んでいないこと。

それが、台湾チームの今の課題。

確かに台湾チームは2人なりに議論を重ねて、日本でのマーケティングの基盤もあるから、施策はたくさん前例があった。

だから、「とりあえずやろう!」と言って、ポジティブにGoサインを出してきたつもり。

だからこそ、いわばつまみ食い状態で、社長との週次で露呈したのは、ちょっとやってあまり振り返りもせずに次にいっていた仕事の仕方。

最終的な“売上”という結果が出ない不安から、ただただ色々やって、目の前の小さな施策の結果を見えていなかった。

それに気づけただけでも、週次をやってよかったのかもしれない。

チャレンジの数も大事だけど、成功への近道は、したチャレンジを1つ1つやりきることがなによりも大切な実行力(やりきり力)。

2回目の週次では、数値がちゃんと伸びてきていることに気づけて、この1週間仕事は大変だったはずなのに、心なしかそうちゃんがイキイキしていた。

(毎日ヒアリングした1週間@マクドナルド。)

私はノミの心臓

正直、週次は私の中では逃げの選択だと思ってた。

時間をかけて育ててもらった分、3年目くらいは一人でしっかり結果を出して、台湾進出を成功させたかった。

だから、週に1時間もらって、アドバイスをもらうなんて、決断できない私の逃げの選択だ。。なんて考えていた時期もあった。

でも。

いざやってみると、進みが違う。環境を変えるだけで、全然変わった。

私自身の毎日の緊張感もより大きくなった。

もう3年目なのに、週次の日の朝は緊張で吐いてしまう。

それは、新卒の頃の朝の風景と一緒。(笑)

そして今、吐いている時間以外、この久しぶりの緊張感を楽しんでいる私は、多分、本当のドM。(笑)

もう9月も終わる。

残された時間は1ヶ月だから、緊張感を追い風にして、頑張るしかない。

#台湾進出

#社会起業家への道のり

#サンモ二はドM歓迎

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