見出し画像

取手の表ネジと裏ネジの話

家具に付いている取手には、表ネジタイプと裏ネジタイプがあります。

表ネジタイプ

表ネジタイプは、取手を取り付ける際に、家具の扉や引き出しの表側から、ビス(先の尖ったネジ)をねじ込んで取り付けます。

このタイプは、もともと穴が空いていない箇所にも手軽に付けることができますし、ビスピッチ(ネジ穴の中心ともう一方の中心との長さ)も測る必要もありません。

しかし、すでに取り付けられている取手を撤去して、新たに取り付けるとき、いまのネジ穴が空いたままでは、見栄えがよくありません。

この場合は、家具の表面ごと、リメイクシートやカッティングシートで、貼りなおしてしまい、その上から取り付けるのであれば、すっきり綺麗になります。

画像3

裏ネジタイプ

裏ネジタイプは、取手を取り付ける際に、家具の扉や引き出しの裏側から、板を貫通させて取手本体のネジ穴と接合させます。

このタイプは、もともと現状の取手と交換するのであれば、すでにネジ穴が空いていますので、その穴を通して取り付けます。

ですが、すでにあるネジ穴を利用するので、そのネジ穴が今から取り付けようとする取手やネジに適合するかどうかの確認が、あらかじめ必要になります。

まず、少なくとも、取り付けようとする家具の個所の板について、表と裏までの長さ(厚み)を測ります。

IMG_20211107_095108 - コピー

念のため、ネジ穴の大きさも測っておきましょう(多くは、直径4mmです。)。


次に、2点どめの取手の場合は、ビスピッチ(ネジ穴の中心ともう一方の中心との長さ)も測ります。

IMG_20211113_084306_LI - コピー

☆採寸については、過去記事もありますので、ご参考ください。

取手を購入する際に必要な採寸

さて、この裏ネジタイプは、あれこれと採寸する必要がありますが、現状の穴を使って取り付けることができますし、取手本体とネジをしっかりと接合することができるという利点があります。

表ネジタイプは、確かにお手軽なのですが、ネジが接合するのは、家具の板ですから、板が古くなったり、取手の日常使用の中で、ネジ穴が広がって、取れてしまうこともあります。

表ネジタイプも裏ネジタイプも、それぞれ特徴がありますので、取り付けたい箇所の現状などによって、選択していただければと思います。

取手とフックのお店 totti&futti(最小1個単位から販売可)
https://totti.shopselect.net/

取手とフックのお店 totti&futtiメルカリ店(まとめ購入)
https://mercari-shops.com/shops/MNX7cMkWgiUkiqWvWthuMD

★取り付けネジのあんしんサポート
 当店では、取り付けネジのあんしんサポートサービスを提供しています。商品の購入時に希望するネジの長さと太さをオーダーいただければ、ご要望に合ったネジを送り届けます。また、よく分からない場合でも、取り付けたい扉の厚みをお知らせいただければ、適合するネジのご提案が可能です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?