はじめてのわんこそば
『わんこそば』
あれやってみたいな、、。
『わんこそば』がやってみたくて仕方がない。
不思議なもので、そんな風に思っていると
SNSなどで、有名人達が
「やってみました〜」
とか
「大台乗りました!」
とか
なぜか目に付く様になり、
ますます『やってみたい欲』がアガってきます。
やるなら、今くらいの『歳』までなのかな。
結構食べる事になるし。
最近、歳を取るにつれて
だんだん食べられなくなってきていて、、。
という事で岩手県は盛岡まで「わんこそば」をしに行ってみる事にしました。
せっかくなので、世界遺産の中尊寺や三陸海岸あたりを観光してわんこそばに臨む事にしました。
と、色々と巡って
今回のメインイベント『わんこそば』へ。
街で聞いてみると
『一番有名なのは、東家かなぁ。
こっちのヒトは小学校の時に経験するから
あんまり行きたいってならないけど、
わざわざ来たって変わってるねぇ。』
と、情報と地元感を教えてくれました。
なので、試合会場は
南部そば会席『東屋』さんに決定です。
「5組目くらいにお呼びします。」
結構やるヒトは多いみたいです。
何杯食べられるかなぁ、、。
ちゃんと止めれるかなぁ、、。
とか色々考えていると呼び出しがありました。
いよいよ、、。
「ご注文ですが、、、」
和服ユニフォームだからでしょうか
柔らかい感じのおばさまが説明してくれる様です。
「給仕するコースとご自身でマッチ棒で食べた数を数えるコースとどちらにしますか?」
昔、テレビで見た
「はいはい!まだまだ!」と言われながら食べたいです!
辞める時にお椀につがれて
「はぁ〜ん、、、」
って止められない
ってのもやりたいです!
『給仕してもらうコース』でお願いします。
「それでは準備致しますので少々お待ち下さい。」
しばらくすると
「エプロンをどうぞ。」
「薬味を置かせて頂きます。」
と次々に机が埋まっていきます。
「それでは説明させて頂きます。」
『ツユの絡んだそばをお椀に入れていきます。そのまま食べて下さい。
途中でお椀につゆが溜まったら、この桶に捨てて下さい。
薬味はお好きに使って下さい。
少し休憩するくらいはOKです。』
30分休憩とかしてたら終わらないものね。
『お椀に蓋をしたらもう開けられないので。
お椀の中のお蕎麦を食べて係の者の前で蓋をして下さい。』
これはフリだ。
テレビでは蓋をしようとしたら
「はい!まだまだ!」
と、すかさず入れられて止められないって
あのくだりの。
わんこそばチャレンジ開始です。
『はい!じゃんじゃん』
『はい!どんどん』
なんかこの掛け声好きです。
つがれる蕎麦も量が多かったり少なかったり
結構変化があります。
大体20杯を持って来てふたりに給仕して貰ったので追加する時に少し間が開くという感じです。
その間につゆを捨てたり、汁っけがあるとろろなどの薬味を入れたりして準備して待つ
といった感じかな。
薬味としては、鶏そぼろとか好みでした。
海苔とかは少し啜り難くなるので入れない方が良いかなって思ったりして。
『今、75杯です。もう少しで大台です。』
お。知らぬ間にそんなにいきましたか。
15杯のわんこ椀を単位で積み上げていく様で
5つ積まれているので75杯ってことです。
気になってなかったのですが、、、
数を聞くとなぜか
ちょっとキツくなって来ました、、。
そのタイミングで隣の席に新たなチャレンジャーが。
『私が一緒に給仕しますので。』
仲間が増えて、ターゲットが新チャレンジャーに向いたので
少し余裕ができました。
さぁ。100杯食べて手形貰うぞ!
『あれ?!お客さん、もしかしたら100杯超えてるかも、、。』
なんですと?!
給仕のヒトがお椀を数えだしました。
あっ!
そういう事か。
15碗づつ積むので
100杯ぴったりにならないんだ。
105杯になるから。
『今、102杯です。
なんかキリが悪くないですか?』
ん?100杯を超えたので止めても良いかも
と思ってましたが、載せるのが上手いですね。
じゃ、110杯目指します。
『私が見ておきますんで。』
お願いします。
『すいません。110杯超えてました。』
なんですと!
またキリが悪くなった、、。
ピッタリ積むなら120杯か。
良し!もう少し頑張ろう。
誰が見ても120杯!
ピッタリ!
『あと3杯で「123」ですよ。』
キリが悪いじゃないですか、、。
と言うと
『語呂は良いじゃないですか。』
との事。
もう、、、ムリっす、、。
『もう良いですか?お疲れ様でした!』
あっ!
アレアレ!
アレやんないの?
蓋閉める前に入れちゃうってアレ。
まぁ、アレも色々あるんだろうね。
無理矢理だと文句言われたり、そんなご時世だし。
最初に言っていかないといけないとか、、。
いや、結構面白かったからよかったです。
はじめてやった事:盛岡でわんこそば