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いきなりメディアから始めない|法人note勉強会3つのポイント

こんにちは、YUIDEAでアートディレクターをしているTottiです。

去る2023年10月26日に「法人note勉強会」にオンラインで参加しました。
noteを運営するのだ!と計画したはいいものの、進めていくにつれ立ちはだかるいくつもの壁や疑問。そんな私がなるほど~!!と思った勉強会の3つのポイントをまとめてみました。

講師は、noteプロデューサーの徳力さん。内容はもちろん話し方やテンポも参考になりました。


ポイント1:いきなりメディアから始めない。まずはメモから。

メモ→コミュニケーション→メディアとステップを踏んで育てる・育つのだ

<メモ>
・最初から記事にしなくていい、箇条書きのメモでいい
・自分の役に立つなら人の役にも立つ
・とにかく記事を書くことに慣れる

<コミュニケーション>
・オープン社内報として書く。社員が読んで役立つなら社外の人にも役立つ可能性が高い
・コアファンの中心は社員
・クライアントと接客、会話している感覚で書く

<メディア>
・広告や他のSNSとの組み合わせが必要
・いきなりトヨタイムスができるわけない

最初はメモでいい。という教えに忠実に則り、勉強会参加時のメモ(私の解釈入り)をのせてみました。
企業のnoteなのだからメディア然としていなければ!と勝手にプレッシャーを感じていましたが、このお話を聞いて肩の力が抜け楽になりました。そしてnote開設したい~という思いが強くなりました。


ポイント2:オウンドメディアの価値は広告ではなく会話や接客

ステップのなかで説明されていましたが、noteは大勢の人に向けた「宣伝」ではなく、特定の「誰か」に向けたおしゃべりや接客として活用するということ。

コミュニケーションの手段(オンライン接客)として活用するのですね。これはすごくしっくりきました。お客さまとの会話の中で、これができるあれができるといきなり宣伝トークをしても共感は得られないですよね。
私自身も、このサービスは実はこんな偶然から生まれたんです、一度は没になった案なんです、とか裏側のストーリーを聞く方が面白いし共感することが多いです。


ポイント3:KPIは努力したら達成できるものにする

KPIをどう定めるか、は企業のnote運営にあたって一番の悩みどころではないでしょうか。
企業によっては、上層部からすぐに結果や費用対効果を求められることもあり、そういった悩みを相談されることが多いとおっしゃっていました。

ステップに合わせたストレッチゴール。いきなり成果を求めないで~

KPIはステップに合わせて変えていく。
まずは量。とにかく続けること(記事数)

そして記事の質(PV数、社内・お客様の反応、読了率、スキ数など)

最後に成果(シェア数、検索流入数、問い合わせ数など)

なるほど~と思ったのが、PV数は累積で見るということ!
決してグラフにしたり平均をとったりしない。波が合って当たり前だから先月より落ちたとか上がったとかにとらわれると続かない。
努力すれば達成ができる累積で見る。

(おまけ)フォロワー数はあんまり気にしない。そもそもターゲットはnoteのアカウントを持っていないことの方が多い。確かに。


まとめ

これから法人noteを開設しよう、運営しているけど困っている、、など企業のnote運営担当者にとって、非常に参考になる勉強会でした。

また、参加していた方はほとんどが企業の広報の方だったのですが、多くの企業が自社ブランディングやプロモーションにオウンドメディアを活用し、自社の取り組みやサービス、商品のストーリーを発信しようとしていることに、私たちがお手伝いできることがあるかもしれない、、とも思いました。

私たちもまずは続けること!を目標に発信していきたいと思います。


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