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20211013ワークショップ②浦岡

開催日時:2021年10月13日 13:30~15:30
場所:グレイスヴィルまいづる-東京(Zoomオンライン)
内容:
1.参加者のご機嫌伺い
2.ストレッチ
2.打楽器で遊ぶ。
  浦岡さん・仲井さんが準備したもの。
  料理用の金属ボールをお玉でたたくとか。
3.ガムラン音楽に合わせてみんなで用意した楽器をたたく
4.音楽なしでみんなで楽器をたたく
5.砂連尾さん主導で「鳴らす人」と「踊る人」に分かれて、途中でガムラン音楽鳴らす。

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浦岡雄介(生きがい支援、グレイスヴィルまいづる)

 今回のとつとつワークショップ後の反省ミーティングで、西川勝先生が「だれもが表現活動の主体になる可能性があることを示してくれた」とおっしゃっていました。

 現在のさまざまな社会活動のなかには「共生・多様性」をテーマに掲げているものが多いが、私はよく、それにもやもやとさせられる。

 そのもやもやの正体を最近うすうすとわかりかけていたのだったが、今回のとつとつの反省で「作品があるが、主体がなかった・見えなかった」からだと気付かされた。

 「共生」を掲げた作品展の多くは、さまざまな障害者の表現活動をあげながらも、結局は「それを良く見せるためだけの展覧会」になってしまっているのだ。

 いわゆる共生社会を実現するためには、表現をただ鑑賞する・させるのでなく、自ら主体となるような表現的体験を誰かと共にすることが必要だと感じている。なぜなら、自分や他の誰かはその経験を通して了解し合うかもしれないからだ。

 今回は「ガムラン」として、雑多なノイズを共にする体験だったんだと思う。


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