見出し画像

クロスメディア戦略の重要性と成功のポイント

こんにちは。LALALA LINEです。
今回はマーケティングにおける「クロスメディア戦略」の重要性とその成功のポイントについてお話しします。

クロスメディア戦略とは

クロスメディア戦略とは、複数のメディアの特長を活かしてユーザーに接触し、購買を促進する広告マーケティング戦略です。単に複数のメディアで広告を実施するのではなく、各メディアの特長を理解し、役割を持たせることで統合的な成果を導くことが重要です。

クロスメディア戦略が重要な理由

デジタル技術の発展とWeb広告の成長

クロスメディア戦略が広まり始めたのは2000年代中ごろからで、特に2010年代に一般化しました。この背景にはインターネットおよびWeb広告の発展があります。消費者の情報収集・購買行動はインターネットとSNSの普及により複雑化し、各メディアの役割を再考する必要が生じました。

広告効果測定の精度向上

Web広告の登場以前、広告効果測定は視聴率や発行部数、成約数を基にしていましたが、Web広告では接触からコンバージョンまでの道筋が「見える化」されました。この結果、他のメディアでも役割と成果をより明確にすることが求められるようになりました。

成功するクロスメディア戦略の3ステップ

1.自社ブランドとターゲットの分析

まず、広告対象となるブランドや商品について客観的に評価し、ターゲットを想定します。具体的な理想のユーザー像=ペルソナを設定することで、ユーザーが自社商品を認知し、購入に至るまでの過程に仮説を立てやすくなります。

2.カスタマージャーニーマップの作成

ペルソナを基に、ユーザーが商品やサービスを知ってから購入・利用に至るまでの過程をジャーニー(旅)に見立てて分析します。各フェーズ(認知、興味・理解、行動)ごとに伝えるべき情報と実施すべきメディアを考え、クリエイティブ表現や情報をそれぞれ変える必要があります。

3.KPIの設定とPDCAサイクルの実施

各施策のKPI(Key Performance Indicator)を設定し、PDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを回します。得られるデータが多岐にわたるため、KPIを明確にしないと目標が迷子になりがちです。ゴール(KGI)からの逆算でKPIを設定し、施策の効果を測定・検証します。

クロスメディア戦略の事例

LINE×Instagram

Instagramで拡散して、LINEで商品PRをする。

Instagramの特徴は拡散性のあるSNSです。
そこから、LINE配信で

  • ステップ配信で魅力を伝える

  • 自動応答機能を利用して手間なく質問に回答する

  • 予約フォーム設置など

2つのSNSを組み合わせることで、来店までの仕組みを作ります。

LINE×MEO対策

LINE配信を使い、MEO対策(口コミ依頼)をする。

グーグルマップの口コミは新規集客に役立ちます。
LINEと掛け合わせることで、直接お客様に声掛けする心理的負担が無く口コミのお願いをすることが出来ます。

まとめ

クロスメディア戦略は、オンラインとオフラインのメディアが混在し続ける限り、必須のマーケティング戦略です。以下を念頭に置いて戦略設計を行いましょう。

  1. 商品、ターゲットを分析し、カスタマージャーニーマップを作る

  2. 各メディアの役割とKPIを明確にする

  3. 効果を測定・検証する

効果測定にお悩みの際や、統合的なクロスメディア戦略についてはLALALA LINEまでご相談ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?