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ドキドキ!貧乳が挑む初めての婦人科健診!
おぉ、安物のAVのようなタイトルやな。
友だちに勧められ、初めて婦人科検診受けてきました。
初めては1回しかないので
せっかくなので記録しておこうと思います。
9:20 予定より10分早めに着く。受付で簡単なカルテを書いた。コロナのワクチンを最近受けたか、妊娠中か、生理中か、など。全部「いいえ」にした。
実は前回生理中やったためここで堂々と「はい」にマルをつけ、今日に延期になったので、もう失敗はできない。
9:30 着替えに案内される。岩盤浴みたいな服を手渡され、「こちらとショーツのみご着用ください」と言われる。私はパンツのことをショーツとか言わないからちょっと自信がなくて一応検索。うん、パンツのことやった。よかった。個室で着替えられるようになってて、鍵付きロッカーもあって安心。靴下も脱いでおいた。スリッパもあったので履き替える。荷物を全てロッカーに預けて、岩盤浴風な服で、いざ出陣。
ここからは刑務所風に番号で呼ばれるシステム。
私の番号は551。え、551...?
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関西ではお馴染みの551。
豚まんの気持ちになって待合のベンチへ。
このベンチは蒸籠かな。ちがうな。
9:35 『551番の方〜』と呼ばれる。刑務所。
頭の中は「551の豚まんが、あるとき〜」のCMが流れてる。
『乳房超音波検査へお進みください。』
そう。私が一番緊張していたのはこれ。
私はもう他の人間と比べ物にならないくらい貧乳。
今まで自分より貧乳な大人は見たことがない。
ぽっちゃりの旦那よりも負けてる。
小学生にも負けてる。
いや、勝ち負けではないのかもしれない。
だって努力ではどうすることができないのだから。
噂に聞くマンモグラフィーは、乳を挟む検査。(語弊がある)
私が乳を挟む?
無理です。
挟む乳は無いのですよ。
あ、551って、もしかして、貧乳をいじってきてる...?
「551やのに豚まんほども乳ないやんwww」って
検診センター全員でいじってきてる...?
そんなわけあるかーい。
さて、案内され薄暗い検査室へ入る。
とても優しそうな先生。
『上の服を脱いで診察台に仰向きで寝てくださいね。』
堂々と服を脱ぎ、診察台に寝る。
いよいよきた。
『肩の下に枕入れますねー。』
ドキドキ....
『これまでご親戚やご家族で乳癌になられた方はいますか?』
「いえ、いません。」
『はぁい。』
ドキドキ....
『ではゼリー塗っていきますねー』
ぶちゅうっっ!!!!ぶっ!!!
『あ!ごめんなさい!顔とかかからなかったですか!?』
「あ、全然大丈夫です。笑」
終わりかけのエコー用ゼリーは
終わりかけのケチャップのそれと同じ音がした。
同時に緊張が消えた。おもろい。
あったかいゼリーを左乳に塗られ、
エコーの検査が始まった。
「あれ、マンモグラフィーと違うのか」
と、ここで気づく。
(どうやら私の受けた婦人科検診では、
マンモグラフィーの年齢が決まっているらしい。)
何をドキドキしてたって、挟まれる痛さと
挟めなくて慌てふためくお医者さんへの申し訳なさに
ドキドキしていたんだから。
しかも全然痛くないやん。
ただ乳をエコーのやつで撫でくりまわされるだけ。
それだけ。全く痛くない。
左が終わったら右乳の検査をして、終わった。
終わって検査台の横を見るとコストコのキッチンペーパーがあった。
ああ、これで乳ゼリーを拭いていたんだな。
あれ、かなりしっかりしてるもんな。
ほっとして、次の検査へ。
9:45 骨密度検査に案内される。
『少々お待ちくださいねー』と言われベンチへ。
テレビも置いてあって、ニュースとかやってた。
まぁ待ち時間暇やわなーと思っていたら、
こなれたおばちゃんが小さなトートバッグから
スマホを取り出していた。
よく見ると小さなトートバッグ、ポーチを持ってる人が半数。
なるほど、小さなトートバッグを持ち歩けばいいのか。
えー、しかも靴下も履いてるやーん。
ショーツだけとちゃうんかーい。
9:50 『551番の方どうぞー』
豚まん、いざ骨密度検査へ。
機械に手を置くだけで、15秒くらいで終わった。
挟まれるとかもなかった。
最新の機械はすごいなあ。
9:55 次は子宮頸がんの検査。
初めての内診台にドキドキしてたけど、
マンモグラフィーがないことで安心しきってて
もう怖いものは何もなかった。
『内診台、初めてですかね?
緊張して力を入れてしまうと痛みが出てくることもあるので、
とにかく力を抜くことだけ頑張ってくださいねっ』
との心強いアドバイスをいただき、
ズボンとパンツを脱いでいざ内診台へ。
うん、こちらも痛くない。
もうこちとらマンモがないことで
どんと構えているわけよ。
緊張もなにもない。どんどん見てください。
機械→手で内診→機械の順で入れられる。
アドバイスのおかげで全く痛くなかった。
と、こちらもすぐ終わり。
『出血することがあるから
おりものシートをつけてくださいねー』とのことで
下半身裸のままパンツにおりものシートをセット。
慣れないのでシートを貼るのに手こずる。
元気にパンツとズボンを履いて、
さあ、いざ次の検査へ...
『以上で終わりですー。』
えっ。
『着替えてきてくださいねー。』
えっ。
時計を見る。10:05。
えっ。
早いなー、婦人科検診。
手際がすごいわ。さすが。
着替えを終え、豚まんの称号551番のカードを返却。
「551の豚まんが、ないときー...」やわ。
カラスが鳴くわ。←関西人なら分かるわ。
着替えを終えた時間、10:12。
うん、早い。
支払いを済ませ、サービスの飲み物をもらい、
ご機嫌でビルを後にした。
そしてあまりに早く終わったので悠々とスタバに入り、
このAVのタイトルもどきの記事を書いているのです。
婦人科検診、受けるのドキドキする方、
ほんまに全く何も痛くないので受けてみてよさそうですよ。
(マンモグラフィーがあったら知らんけど。)
勧めてくれた友人へ感謝を込めて。
しーちゃん、ありがとねぃ。
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