バレンタイン会鏡

会長「鏡君!!!」
鏡「さようなら」
会長「待って待って待ってまだ何も言ってない!!」
鏡「俺は何も持ってないですよ」
会長「バレンタインだね!」
鏡「俺には縁がないですからね」
会長「チョコちょうだい!!」
鏡「だから俺は何も持ってないと」
会長「そう言うと思ってね!」
鏡「一応展開は読んでたんですね」
会長「俺から鏡君にチョコあげる!!」
鏡「俺は甘いものは好きではないです」
会長「もちろん知ってるよ!本当にそれは残念で悔しいけど!」
鏡「そんなわけで何もいりません」
会長「まあまあ待って待って。俺はね。いつももらうことばっかり考えててさ。それでさ、バレンタインって男ってついつい受け身になっちゃうよね?それって良くないなって女子が無差別に友人にチョコをあげる光景を見て俺は気付いたんだよ」
鏡「はぁ」
会長「そもそもバレンタインはアメリカとかあっちのほうでは恋とかっていうより感謝の意味を込めてプレゼントするらしく」
鏡「まあチョコが定着してるのは日本だけらしいですからね」
会長「そんなわけで!俺から鏡君に感謝の意味を込めて!」
鏡「ベつにいらないです」
会長「そんなぁ。受け取ってよぉ。鏡君に喜んでもらいたいんだよぉ」
鏡「中身は」
会長「チョコ」
鏡「だから俺は甘いのは」
会長「甘くないよ!」
鏡「ほう?」
会長「最近テレビで話題のカカオの量が多いチョコレート!どこのも売り切れてたからすごく探してかなり良いやつ買ったんだよ~~~?」
鏡「えっと。カカオが多いと甘くないんですか?」
会長「うん。前にカカオ50%のを食べたけど正直無理だった!苦い!砂糖の割合が極端に低いんだね!」
鏡「で、会長が俺にくれるというチョコのカカオの割合は?」
会長「95%!多分苦すぎて俺は食べ物と認識できない!でも体に良いらしいし鏡君ならもしかして美味しく食べちゃうかも!」
鏡「まあ会長の舌は砂糖しか認識しませんからね。しかし少し興味があります」
会長「じゃあ受け取って!あいらぶゆ!」
鏡「感謝の気持ちとしてなら受け取りますね」
会長「今食べてみてよ。感想聞きたい」
鏡「はぁ」


鏡「……」
会長「どう?」
鏡「あ、これマジで美味しい」
会長「それはよかった!!」
鏡「会長も食べます?絶対食べれないと思います」
会長「うん。絶対食べれないからいいよ」
鏡「ふむ。カカオの風味が良いな。そして甘くない。美味」
会長「わぁい鏡君が喜んでくれた!!かなり高級なの買ってよかったー!」
鏡「ありがとうございます。チョコへの認識かなり変わりました」
会長「いえいえ。ホワイトデー待ってるよ」
鏡「それが目的でしたか?」
会長「そんなことないよ!まあもらえたら嬉しいなぁ~~~って」
鏡「考えておきます」


麗子「会鏡isジャスティス」
るりり「ホモチョコかよ」
レイナ「ホモォ」
茜「二人が幸せならそれでいいじゃないですか」
撫子「まあ、うん、そうだけど」
鏡「てめえらいつからいた。ホモ言うな」


バレンタイン関係ないゲーム公開するのでその詫びも込めて会鏡でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?