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ずっと、相棒。これまでもこれからも。

6月3日の記念日【世界自転車デー】
2018年に制定された、国際デーの一つ。きっかけは、アメリカの社会学教授のレシェク・シビルスキー氏が始めた草の根運動からだったそうです。最終的に56か国の支援を得て国連総会にて決議が採択されて国際デーとなりました。

もう40代半ばになりますが、ずっと自転車生活です。30歳手前に自動車の免許もとりましたが、その後も自動車を持つことなく、原付に乗ることもなく、ひたすら自転車。高校生の頃に二度ほど車にはねられたことはありますが、その後は大きな事故もなく、自転車に乗り続けていると、もうこれ以上に自分で運転する乗り物はいらないかなとさえ思えてしまって、なかなかそれより便利な乗り物に乗らない生活になってしまっています。

自分自身、人生が上手くいっているとは言えないし、おそらくエンジンのついた乗り物を運転しないところで自分自身の精神的な成長を止めてしまっているのかもしれない。そんな気にさせられることもありますが、ただただ歳だけ重ねても、大人になり切れないモラトリアムの迷宮に閉じ込められたような自分に、自転車はいつも横にいてくれ続けています。

自転車の価値について、今日の記念日を調べたサイトでは「単純で、手ごろな価格で、信頼性が高く、清潔で、環境に優しい持続可能な交通手段」であり、さらに交通手段だけでなく、教育・健康・スポーツにも役立つと紹介されていました。

あとどれくらいの人生があって自分自身を大人にするために踏み出していこうとするのか、しないのか。それはまだ全然見えないのですが、これからも自転車はそんなどうしようもない自分に、付き合ってくれるのかな。

損な相棒に感謝の気持ちを込めて、今日も丁寧に自転車に乗りたいなと感じます。

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