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祖父との思い出がよみがえりました

2月7日の記念日【フナの日】
茨城県古河市のフナ甘露煮店組合さんが2001年に制定した記念日。日付は「2(ふ)7(な)」の語呂合わせから。フナは淡水魚の一種で、古河市を流れる渡良瀬川でもよく獲れ、甘露煮が名物の一つとなっているとのことです。

語呂合わせがしやすい毎月上旬の時期ですが、今日はフナの日と言う事で、思い出されたのは幼少期を過ごした田舎での祖父との思い出です。

山の中の田舎だったのですが、昔からある農業用のかんがい用水のための貯水池が、家の近くにありました。生まれて初めて連れて行ったもらった釣りは、祖父とのその池での釣りで、その日は朝から池に行き、祖父の釣りの様子を見ながら教えてもらい、池の浜べに石を置いて座って、波もたたない貯水池でじーっと、釣り糸を垂らすも、まだ幼かった自分は待つ時間がもどかしく、途中で飽きてしまったという思い出です。祖父は長い時間ずっとじっと待ち、糸の様子を見つめていて、気付けば7匹、8匹とフナをつり、持ってきたたもの中に入れていて、池の水に浸したたもの中で泳ぐフナを見ながら「じいちゃんはすごいなぁ。」と羨望の思いで、じいちゃんを思っていたことを思い出します。

その後この貯水池では、もっと印象的な思い出もできるのですが、それはまた別の時に綴れたらと言う事で、そんな風に、記憶を手繰れば思い出されるフナの記念日。

ちょっとスーパーやお総菜屋さんで、という気分でフナの甘露煮を食べることはできませんが、少し川辺を散歩しながら、今日はフナに目を向けてみようかなと思います。


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