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崩壊しつつある現状、立て直せる見通しは見えず

1947年3月31日「教育基本法」と「学校教育法」が公布されました。と同日に教育基本法が、翌4月1日に学校教育法が施行され、戦後の教育体制が動き始めました。教育基本法は、日本における教育のあり方について定められた法律で、学校教育法は学校のあり方について定められた法律です。

1947年の戦後から今年で76年、4分の3世紀、親子で言えば4世代が入れ替わるほどの時間、技術の革新に経済の発展による社会の大きな変化に対して、当時の法律で賄えきれなくなってきている問題が、学校現場には顕在します。その問題は、この3年間のコロナ禍で一気に表面化したともいえ、今学校現場は崩壊しつつあるように感じます。

そんな中で、学校の現場で働いていた自分ですが、コロナ禍と同時に、心を病んで働けなくなり、腰を病んで歩けなくなりと、現場に貢献出来ることなく、丸2年が過ぎようとしています。

「崩壊しつつある現状」ときいて、一昔前であれば「学級崩壊」を思い浮かべるのが学校の現場でしたが、今の「崩壊しつつある現状」は教員がいない、子どもを安心して預けられない状況にあるという、そういった意味での崩壊しつつあるという意味合いになっています。

体がもう少し動くようになれば、人間一人分の力で貢献できればと思うけれど、まだ思うように体が動かせられない。痛みが伴うので不安が残る。そういった自分の状態に歯がゆい思いをしていますが、

昨年末少しだけ復帰した時に、結果として腰を痛めて離脱してしまったことでかえって迷惑をかけてしまったので、まずはしっかり体を整えてからと思っていますが、新年度に間に合わなかったのが申し訳ない気持ちになります。

明日から始まる新年度、ますます戦々恐々としてきた教育現場が立て直される見通しは見えない中で、踏ん張り支え続けてくれている一人一人の教員の方が、元気でありますようにと願うばかりです。

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