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ととろん学級思い出日誌

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作者が15年間小学校の先生として子どもたちと過ごした日常の中で、 印象深く心に残っている出来事を、綴っていきます。
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#みんなで楽しむことは実はけっこう難しい

ととろん学級思い出日誌 プロローグ

不登校先生になる直前まで、15年間小学校で先生として子どもたちと過ごしてきました。 その…

ととろん
2年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(13・了)

「先生、でも、今日みんな軍手とか持ってきてないし、大丈夫なんですか?それにこの前の科学ク…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(12)

「で、こんなにみんなが楽しく頑張って、成長している姿が見れてすごく嬉しかったので、4時間…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(11)

「あー、楽しかったぁ。」 お楽しみ会の二日目、お楽しみ会に時間目が終わり、 子どもたちは…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(10)

「では今からお楽しみ会1日目を始めます。」 わー、と盛り上がる拍手の中、6の4の子たちが…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(9)

そりゃそうだ、お楽しみ会という一括りの学級でのイベントを、 一括りで考えなくてもいいなん…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(7)

話し合いが十分にできた子どもたちは、それぞれのレクレーションごとに、 取りまとめるメンバーを決めて、お楽しみ会に向けての準備を始めた。 普段から話し合いの練習を国語の時間などでしている子どもたち。 5・6人のグループになっての話し合いは、実は多人数よりも得意な子が多い。 「先生、このままグループごとに段取りの話し合いをしたいです。」 Oくんが、ストレートに今の気持ちを言葉にして要望してくれた。 こういう時に、Oくんのようなキャラクターは貴重な存在で、 大半の子た

みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(6)

発案した時には一人でも、その事を気付けばみんなが参加して取り組んでいる。 そういった形に…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(5)

次々とアイデアが出てきて、そのアイデアが「みんなが楽しめるための」ものだと言う事も伝わっ…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(4)

「時間がたっぷり使えるなら、レクレーションの数も予定していたよりも増やしていいんじゃない…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(3)

「では、お楽しみ会についての話し合いをしたいと思います。」 5時間目になって、話し合いが…

ととろん
1年前
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みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(2)

「中休みに、Mさんたちから、お楽しみ会をしたいとの要望がきました。そこで、今日の五時間目…

ととろん
1年前
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