みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(7)
話し合いが十分にできた子どもたちは、それぞれのレクレーションごとに、
取りまとめるメンバーを決めて、お楽しみ会に向けての準備を始めた。
普段から話し合いの練習を国語の時間などでしている子どもたち。
5・6人のグループになっての話し合いは、実は多人数よりも得意な子が多い。
「先生、このままグループごとに段取りの話し合いをしたいです。」
Oくんが、ストレートに今の気持ちを言葉にして要望してくれた。
こういう時に、Oくんのようなキャラクターは貴重な存在で、
大半の子た