やる気スイッチは、子ども自身でつけるもの(5)
「疲れたぁ、でもこの踊り、私好き!」
そう言って笑顔で汗をぬぐうKさんを見て、僕も嬉しくなった。
船長と姉さんは、それぞれ別の仕事もあったので、
最後は僕がダンスルームになったこの部屋の鍵を閉めるのと、
子ども達を下校させる仕事を引きうけていたのだ。
「すごいすごい、さすが早速踊りたいと言ったメンバーだね。もうカッコよかった。」
と僕が拍手しながらそう言うと、Kさんはにこにこの笑顔で、Mさんとハイタッチ。
同じクラスの二人だけでなく、1組さん、2組さんで残った子