58.大好きな先輩①

大学生くらいから後輩よりも先輩との付き合いが増えました。
おそらくそれは僕がストレートにものを言うし、図々しいので、包容力のある先輩の方が相性が合うからではないかと自己分析しています。

そんな僕と付き合ってくださる大好きな先輩がたくさんいます。
そのうち何人かを紹介します。

1人目はセビアンの3つ先輩のかよさん。
3つ上の先輩なのですが、短大を卒業されているので、僕がサークルに入った時にすでに卒業されていて、現役時代にお会いしたことはありません。

出会いはセビアンの同期Mの結婚式でした。
Mの奥様がかよさんと同期のHさんで、新婦側の友人として参加されていました。
イイ感じで酔っぱらっていらっしゃったかよさんと意気投合し、「今度サシで飲みの勝負しましょう！」と言っていました。
社交辞令を言わない僕は、飲むかどうかは別にして、できるだけ早くお会いすることを考えていました。

2003年7月4日、翌月にメーカーの退社を決めていた僕は、次なる拠点となる北海道に足を運び、人脈作りの旅に出ていました。
層雲峡を走っている時に、これから向かおうとしている北見にかよさんがいらっしゃることに気づき、同期に連絡先を聞き出して電話してみました。

電話をすると、僕の事を覚えてくださっていました。
ダメもとで「これから遊びに行って良いですか？」と尋ねると、「子供たちといちご狩りに行っているけど、内藤も来るかい？」と言ってくださいました。

到着した頃にはいちご狩りはほぼ終わられていたので、一緒にいちご狩りはしませんでしたが、その後ご自宅に寄らせていただき、たまたま遊びに来られていた近所のお友達と一緒に遊んだり、生まれたばかりで眠っていた娘さんの撮影をさせていただいたりしました。

以降、北見に行く度にかよさん宅にお邪魔するようになりました。
かよさんの自宅でお好み焼きパーティーもさせていただいたし、かよさんの実家で開催させていただいたこともありました。

その後、かよさんは旦那さんの転勤で本別に引っ越されますが、今度はかよさんに会いに本別に行くようになりました。

そこで、かよさんの同僚で親友でもあるひこちゃんにお会いしました。
2家族に参加いただいて、本別でもお好み焼きパーティーを開催させていただきました。

本別にいらっしゃる時にかよさんと旦那さんにはお客様にもなっていただきました。
「既に加入しているので協力できないと思うから、わざわざ来てもらってもムダになると思うよ」とおっしゃっていたのですが、それでも話を聞いていただけたので僕や会社の生命保険の考え方に賛同いただき、僕が提案した通りのプランに切り替えてくださいました。

5年くらい前だったでしょうか、旦那さんの転勤で北見に戻られました。
ほぼ同時期でひこちゃんも北見に移動され、以降、毎年のように3人で飲ませていただいています。

2017年の北見ナイトでは、自宅から50km以上離れた置戸町まで行って息子の出産祝いを買って来てプレゼントしてくださいました。

昨年は8月9日の北見ナイトにお付き合いいただいたのですが、最高気温が10℃前後にもかかわらず半そでだった僕のFacebookの投稿を見て、飲み会で長袖のシャツをプレゼントしてくださいました。

昨年10月15日に、大型台風19号が列島を襲う中で、札幌でセビアン40周年を開催させていただきました。

そこにもかよさんは参加いただき、当日様々なお手伝いをしていただいたのですが、それだけではありませんでした。

11月2日、かよさんから思わぬプレゼントが自宅に届きました。
それは、セビアン40周年に参加いただいたみなさんから僕へのメッセージが寄せられたフォトアルバムでした。

当日の司会進行をしていたこともあり、そんなことが行われていたことに全く気付いていませんでした。

幸せは人と人との関わりの中でしか生まれない、と思っている僕にとってこれ以上嬉しいプレゼントはなく、感激のあまりウルッと来てしまいました。

現役時代にはまったく接点がなかった先輩ですが、今では僕の心の中に常にいてくださる先輩の一人です。
かよさん、いつもありがとうございます！

出会いは人生の宝物です。

（つづく）

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