輸出の話のお話。
おはようございます。
あっという間の10月。月初からみんな順番に体調崩していて、今はあこの腰が悪化して今だに日常生活も大変そうです。そんな中でもデザインの作業はしていて一昨日ちゃんとラベルデザイン入稿してました。ご苦労様です。
今は国内海外問わず日本で美味しいビール、震えるビールを飲める機会がぐっと増えました。きっとここ3,4年ぐらいだと思います。すごいけどこのスピード感の中にいるってのは同時に危機感もあったりしますね。きっとみんなそうだと願いたいですが。
ただもうちょっと前、例えば10年前ぐらいだとなんか入れ食い感あるというかブルワリーの数も今の半分ぐらいで、その分流通するビールにレベルの差は結構ありましたがそれでもきっとよく出てたんだと思います。
ただ競争によって新しいものが生まれるってのはほんとそうだと思ってるんで次の10年をどう波乗っていくかってのが日本の行末なのかなとか思ったりします。
そんな中で日本以外のアジアの市場の盛り上がりを感じたりします。ここ最近ではWCBやBTBが韓国のブルワリーとクロスオーバーでコラボしたりしてますね。こと韓国だけでいえばHomebrewが合法だったりします。これはかなりいい事で、現に僕らのヘッドブルワーも元々のスタートはそこだったりします。日本でもHomebrewできたりしますがいくつか規制があったりしますね。
そのしがらみの中でやるHomebrewとそれなしでやるのは天と地の差があります。
まず一つに原材料の入手でがとっても幅があります。それは結果作れるビールの精度の差を生みます。もちろん趣味だけでやってるのはいいのでしょうが、Homebrewからプロのブルワーにとなると大きな違いがあります。
現に日本でビール造りを学ぶにはブルワリーで働くしかなくて、その中で実験的な造りを繰り返す事はまずできません。ほとんどが決められた作業をこなすに近いです。(大切だけど)
しかしそれが小スケールながらちゃんとした設備で選択肢のある原材料の中から好きなだけビールを作れるという経験はほんとに大きいです。
ユージーンもそうだったようにアメリカの多くのブルワーの根源はHomebrewです。
日本ではしばらくは解禁されないでしょうから、ビール造りを学びたいんならHomebrewが出来る所に住むってのも選択肢としてはこれからあると思います。
さて、今日はそんなアジアからわざわざブルワリーに来てくれて打ち合わせです。僕らビールに興味をもってくれて輸出のお話です。もちろん色々と越えなきゃいけないハードルはあったりしますがこの辺もコミニケーションを取りたいと思います。
僕らもKings BrewingやSeparatist Beer Projectを輸入する時には現地に行ってたくさんコミニケーションをとったし、何よりも現地のインポーターとのコミニケーションが最も重要な事になります。
自分達のブランドを他国で正しく広めていく事の難しさはそれなりに理解してるつもりなのでこれまでの経験が繋がるといいなと思います。
僕らは「規模だけではない成長」が科された使命だと思っています。
それではまた
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