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ずっと続けてる事のお話。

おはようございます。


現在4つのシリーズを走らせてる訳ですが色んな所であれ作らないの?とかこれ作ってほしいなんて期待を込めた提案もらったりします。とても光栄な声。なによりそもそものクオリティに満足してなければ期待を込めた提案なんてしないはず。ありがたいお声ですね。
どの世界だってきっと何か作品を広い世の中に投じてれば様々な声が聞こえてきたりするかと思います。
今ではそれがSNSを通じてがほとんどで、リリース後即座に目にすることができます。
基本的に全て目に通します。自分達の作品がどういうところにどういう風に伝わってるかとかは今後にも必要な情報だったりするからです。
もちろん救われるような声を耳にする事もあれば、耳を塞ぎたくなる声も存在します。こうやって誹謗中傷とか起きてるんだなと感じる事ももちろんあります。恐らく発信してる本人は自分なりの正義があるからそれが攻撃的であったかどうかは争点になくてなんならメモぐらいの感覚かもしれませんね。
そういう声は自分達のビール造りに影響あるかと聞かれればほぼないです。でもそういう意見があるのも事実ではあります。


ブルワリー始まって1年とちょっと経ってますが一貫して行なってる事とアップデートさせてる事があったりします。
みなさんもどこがで聞いた事あるかもしれませんが、同じレシピで同じビールを作ったとしてもブルワリーが違うと違う味になるってやつです。これはまさしくそうなんですが、ブルワーの肝はいかに画期的なレシピを思いつくかとかではなく、いかに醸造機器の特性を理解するかです。それにはどんなに経験があるブルワーでも一定程度の時間が必要だったりします。僕らも当たり前のように一定期間が必要でした。
そしてそれをブルワリー内でいかに共有できるかも大切。僕らは4人でブルワリー運営しててビール造りからラベルデザインや酒税帳簿業務などをしています。
そのどれもがいかに効率的に作業を行えて、ちょっと先を想像しながら取り組めるかだったりします。行き当たりばったりはダメですね。
逆に変わらず続けている事は1日1本ビールをシェアする事です。クラフトビールの世界は時に分かりづらくて表現方法を多岐に渡ります。多種多様な〜が特徴の一つであるクラフトビールですが、それがむしろマイナスに働く事もあったりします。
例えば僕らがよくビールの表現に使う、”ジューシー”や”ダンク”や”シトラス”は必ずしも味覚が完全に認識し合えているかといえばそうでもないかもしれません。それは同じブルワリー内だとしても十分にあり得ます。また日々すごいスピードで進化するこの世界ではそれに”最低”でも並走してなければなりません。
そのズレをなくす為に毎日ビールをシェアして表現を共有します。味覚の経験値はブルワーしては最も欠かせない要素の1つ。

昨日は新しく京都に出来た、KYOTO NUDE BREWERYの皆さんがブルワリーに来てくれました。

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