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小学生のわたし(共依存)

小学生の私は大人しい子だと思います
自分から手を上げることもなく指されないようにじーっとしていました
叔母(育ての親)から勉強しろとは一度も言われたことはありません
それに、通知表を持ってきても何も言いません
興味が全く無かったみたいです
こたつに入ってみかんを食べながらお絵かきしていた子ですね

友だちと言ったら近くには子供が居なくてただ一人いたシゲルと
毎日遊んでいました
積み木で遊ぶのが好きでしたね

叔母の目の範囲にいないと機嫌が悪くなるのでいつも同じ行動だったと
思います
だけど、小さい時は面倒を見られないと言って祖母が叔母の会社まで
押しかけて私を置いていくなんて有ったそうです
家族でもそんなに大事にされていた訳では無いみたいです

そうでしょうね
どこの誰だかわからない女に私を産ませて東京に隠れていた実父だから
叔母に見つかりしょうがなく家に帰ってきたのだから喜ばれる訳も無く
引っ越してきてすぐに実父は亡くなり、母親と私(10ヶ月)が残されて
追い出されたみたいな感じで母親は家を出ていったみたいです
その頃を知っている人にちょろっと聞きました

どこまでも必要の無い子供だったように思います
祖母は実父が無くなったら実父の写真や持ち物を全部捨てました
だから両親の情報は何も亡くなりました
それに、私の親のことを話すことも無く、聞くことも出来なかったですね

学校から帰ってきたら玄関で顔を笑顔にしてから家に入りました
そうしないと叔母が「どうしたの?」って聞くのです
色々と詮索されるのが嫌でいつもニコニコしていました

後々、友達からトトパンダさんは笑っていても目が怖い
本当は笑っていないと言われ「ドッキ」っとしました
それは本当だからだと思います
いつも幸せを感じて嬉しいと思ったことが無かったので愛想笑いばっかし
だから本当の友達はいませんでした
優しいだけで女の子と友達になっていましたね

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