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憧れ

可愛い声に憧れる。
みんなの声を聴いていると本当にそう思う。
自分の声は低音なので余計にそう感じるのかもしれない。
声も歳を重ねる毎に変わってゆく。高から低へ。
始めから低のものは更に低になってゆく。
生まれ持ったものだから不平はないが不満が無いことはない。
羨ましいと感じる汚泥のようなこの気持ち。
気持ち良いものではないこの感情は切り捨てても微々たるものは残る。残った欠片は繁殖し増え続けまた不満の素となる。
それならば、増えないことを気にするよりも同じく共存する道を探した方がいいと思った。
受け入れ耐性を作る。
苦しいけれど出来る。
そう信じて今日も汚泥な感情と向き合い続ける。

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