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カフェあすはれ(プレ)オープンの戦い

カフェのオープンの日は、8月31日に決まったのだが、そこに行くまでに、トド夫との激しい戦いが繰り広げられた。

ていうか、私がカフェを甘く見ていた。主婦だったわけではないが、料理は適度にやっていたので、できると思い込んでいた。

だが。違った。大間違いだ。
料理人のみなさまごめんなさい。そらそうだよね。

自分で食べるものと、人にお金を払ってもらうものとは、こんなにも違いがあるのかと思うくらいだ。
量をきちんと測ることからはじまる。そうじゃないと味にばらつきがでるのだ。
主婦ならばらつきがでても大したことはない。家族に謝ればすむことだ。
ましてや、ずっとひとりもん貴族としてやってきた私は、自分で好きなものをつくって食べていた。
それが、ひとさまに出すレベルではなかったことを思い知ったのであった。

コーヒーメーカーで、コーヒーを落とすという作業ひとつにしても、多く作るのではまったく違うのだ。
なんか味が違う風になるのだ。なぜ。

加えて、トド夫から、「前もって準備しておけ」という話がずっとあったにもかかわらず、やったことないから、まず段取りがわからない。店舗に何が必要なのかを考えるところから始まる。ボウルひとつ忘れる、小銭入れを忘れる。認知症になったかと思うくらいに忘れる。

なもんで、心労がすごい。
自分でいうのもなんだが、カフェといえば癒しのものなのに、カフェのなかにいると疲れてしまう。なにやってんだわしは。

お客さんたちはリフォームした壁などを見て「いい雰囲気だね」と褒めてくれるが、自分は休まらないという不思議さよ。自営業の大変さを身をもって思い知ったのであった。

まあとにかく、大変なので、コーヒーと紅茶だけだったのだが、今週から、いもだんごやホットサンドを出し始めた。(いもだんごは、今日の写真。地元産のじゃがいもを使ったもので、このあたりでは結構メジャーな食べ物だ)頑張っているから偉いとは限らないが、頑張っている自分を褒めたりすると、なんとか生きていける。

ま、仕事というものは、大変なものだからね。

北海道の端(に近いところ)の音威子府にあるので、良かったらきてください。隣のジェラート屋さんとか、スーパーこしんなどで買ったものは、イートインできます。
できれば、なにか注文してねー。よろしく!



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