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医師が健診バイトをする前に知っておくべきこと

健診バイトは資格もいらず経験年数も問われないので人気が高い。

しかし、人気があるためすぐになくなってしまう、

単価が低い (大体4万円が相場でしたが最近それより安いことが多いです)

という特徴がある。

そんな健診バイトについてまとめてみた。

業務内容を把握すること

健診バイトの業務内容はどの健診バイトでもほぼ変わらない。

  1. 採血の結果説明

  2. 心電図の結果説明

  3. レントゲンの結果説明

  4. 問診、身体診察

  5. 今後医療機関を受診した方が良いかどうかの判断

以上の5つになる。

どの検査結果も最低限の解釈や判断ができるようになっている必要があるが、卒後4-6年目の内科医であればまず問題なくこなせる。

それ以外の診療科の方は流石に、ある程度の勉強が必要。

訴訟などのリスクを背負わないためには内科以外の先生は健診バイトは避けた方が良いだろう。

ポイントとしては健診はあくまでも疾患が隠れているかもしれない患者さんをトリアージするのが目的なので、

オーバートリアージ気味に評価して良いということ。

健診で確定診断を下す必要はない。

そして何より患者さんにきちんと説明することが大切だ。

客観的な検査数値を伝え、可能性のある疾患を的確に伝える。

この時に可能性の低い鑑別疾患は伝えるべきではないが、

どうして健診の後に医療機関を受診して検査をする必要があるのか、具体的な疾患をあげて説明する必要がある。

丁寧に説明することを心がけよう。

健診バイトの時給

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