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24/04/16 シャニマス復帰の音がする

シャニマス六周年記念生放送で発表されたのであろうパラレルコレクション。
上記のテーマで、全アイドル分の「もしも」を描くシリーズらしい。

見出しとここまでの他人行儀な文章から察してもらえる通り、シャニマスはSHHis加入後、いや、樋口円香の「ダウト」以降意図的に触れていなかった。この樋口円香の文字列をタイピングするのもそれ以来で久しくて感動している。
と、いうのも、なにも、シャニマスが苦手になったわけでも、ゲームシステム的にあまりにもなところはシナリオで楽しんでいたし、イラストも言わずもがな素晴らしく。声優の方たちはまぁ色々ありましたがライブなんかは積極的に見ていましたし今も見ますしで、では、なぜして界隈から逃げるようにして去っていたかというと、にちか加入あたりから明確に私が内側で育んでいるシャニマスと、一般的なユーザ、もといプロデューサーとアイドル観が乖離しているのを感じたからです。

すみません、いや、謝るのはよそう。ありがとうございます。
この見出しをもう一度思い出してほしいのです。
恐らく復帰します。
する、という前提で、そう、するという前提で、如何せんもう数年が経過して、それでも、なにか惹かれるものというか、自分の中にあるシャニマスをアップデートしたいと思わせてくれるようなそれに出会ったのだから、という話です。
で、あるからしてです、ここまで自分の中でだけシャニマスを楽しんでいたなら別に一般的な認識とはズレてしまっているとしてもいいんじゃないかと、まぁそうなんですけど、当時の自分はこれがなぜか許せなかったんですね。

今でも散見されますし、もしかしたら私が触れてない期間に明確な描写が出てしまったのかもしれないですけれど、にちかはなにも平凡で、アイドルとして実力不足の子ではないと思うわけです。アイドルとしての素養のなく、魅力的でない子が飛び込んできたアイドルという夢を泥臭くも掴もうとするみたいな、その過程での挫折は得てして「才無し」からのものである、という認識。
ちがうと思うのです。というよりも、部分的にはもしかしたらそうであるのかもしれないです。これを描写しようとして、でも、違うんだよ…ということを描写した結果が私が吸収したにちかなのかもしれません。
ただはっきり間違っている認識として、そのできないっ子にちかに対して、弱者に対する「弱者たれ」という押しつけ(社会的身分が低い人たちが、本来求めてしかるべき措置に対して、等しく享受しているうえで日常生活でより高い幸福を得ようとすることに不満を抱くような社会的風潮)をしているようで気持ちが悪かった。
別ににちかは普通の子であって、そこはほかのアイドルと変わらない。
道中で生まれた主人公と彼女の物語で生まれる行間が彼女を形作るのであって、我々が持っている一般的なそれを彼女に押し付けては、渋茶をすするようにして楽しんでいるユーザがとにかく気に食わなかった。
かといってこれに対して強く否定することもせず、皆がそうなら我がと退き、ASの残滓を温める生活を送っていた。

単に私生活が忙しかったのもありますね

樋口円香の「ダウト」に関しては、彼女のポリシーを完璧に侵害してしまいますが(今の彼女がこうなのかは分からないが)、私が想像するプロデュースに近かったのです。まぁ言いますが、彼女はそれまでのコミュなどでも語られていた通り、主人公の行動に対しては負のバイアスを働かせ、なにか裏があるのではないか、これをすることで実質的な利得を得て、それでいて私をある形では懐柔させようとしているのはないか、と疑う。どうやらないらしい、ということがあとから匂ってもダメ。それはそれで自分が嫌にもなる。
ではどうするか、結論をいうと、樋口円香に自分の真(まこと)の部分をある程度直感的でも察せられるようにして、でも樋口円香には、私はこれを見せてしまってはいけないようにしているんだよ、ということも見せなければいけないのです。そうしたうえで、樋口円香に「ダウト」と思わせたうえで上手にコミュニケーションするということです。この上手くコミュニケーションというのは、要は本質的な主導権は主人公にあるということです。
騙されている樋口円香という構図を作ってあげるということですね。
ダウトではこれが良く描写されていて良かったですね。これで満足してしまったのもあるかもしれません。

さて、駄文が続きましたが、その樋口円香のifなんて見てしまったら、あぁ私は…というのが気になったのです。正直に申し上げると、プロデュース的には透のほうが刺さったりします。てかノクチル全般弱いです。いやん。

シャニマスは正直言って自分の、コンテンツを内面化する楽しみ方には合ってないのです、精神的に比重が重くなって、考えるのが止まらなくなるのです。
最近、崩壊スターレイルを始めたのですが、ここ当たりのソシャゲの、なんとライトな消費の仕方は本当に素晴らしいですね。共感しやすいキャラクター造形にストーリー、決して淡白でなくユーモラスで肌温かい。
こちらが川遊びだと形容すると、シャニマスは海遊のよう。

こうやって無理やり文章にして発信しているのも、自分の中にあるシャニマスを分解して軽くしようというのがでかいです。

まずはシャニマスにログインしてッと…

ん?なんか暗っ…??



え?
コ、CoMETIK…?
斑鳩ルカじゃん…なんで??




え??


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