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全滅するという意味(AZKi 5th LIVE R.I.P AZHOOD)

 新型コロナウイルス(covid-19)感染予防の観点から、世界は一変しました。我々は、一つの場所に多くの人が集まって何かを楽しむという行為の自粛を余儀なくされたのです。人は「お祭り」が好きである。好きなだけでなく、それを楽しむこと事態が生き甲斐であったりします。ライブイベントは間違いなく、そのお祭りの一種、生き甲斐なのです。
 多くのライブイベントが中止、同じく5/16に新宿BLAZEで開催予定だった「AZKi 5th LIVE[three for the hood] #AZHOOD 」も感染拡大予防のために中止となりました。
 それから、集まってするイベントは開催できていません。AZKiさん(以下、AZちゃんと呼ばせていただきますm(_ _)m)は、その後の配信で「生きろ」「開拓者死ぬなよ」と発言しております。開拓者にとっての命はAZちゃんそのものです。会いたい気持ちはすごく強いし、《推しは推せるときに推せ》というこの世の摂理に従えず、未だに会いに行けてない自分への憤りから「何とか会いたい」気持ちは強まる一方です。開拓者は何がなんでも生きること、それが義務だと思うのです。

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 しかし、今回の公演公式ハッシュタグは #開拓者全滅 なのです。なぜ?なぜなのか?このレポートではこれについて、探究していこうと思います。我々のAZちゃんのお顔は無造作に血のようなマーカーで雑に塗りつぶされているという治安の悪さ。こういう悪役っぽいところはすごくカッコいいけど、AZちゃんのパーソナリティーとは真逆(だってママですからね)だと思います。ギャップがいいのかな?

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1 Over ture              

 前奏曲とか序曲とかそういう意味だが、ライブが盛り上がるための発火点。AZちゃんを待ちに待っていた感情をぶつけるようなコールがほしい。会えた嬉しさ、ワクワク感をを乗せてコールがしたい!コールをみんなで作りましょう!

2 ちいさな心が決めたこと

 「さあ、始めましょう」このAZちゃんの言葉で開拓者がそこからテンション一段上に引っ張り上げてもらった、そんな感じです。この歌を作詞作曲したAZちゃんが《ここで生きていく決意》を示しているのだから、まさにタイムリー。これが1曲目、開拓者を新しい世界に《連れていく》決意とみました。

3 虹を駆け抜けて

 届かないようなあの空にも、きっと虹は架かる。そういう希望の象徴である虹で空まで駆け抜けて行こう。着いていきますから連れていってください。例えそれが時空を超える旅でも、星間飛行でもね。そういうことなんだよなー。

4 さよならヒーロー

 あきらめかけていた、もう憧れることのないと決めた夢。そのことに絶望することなく暗中飛躍して、もう一度つかむ新たな夢の形に向かい本当の自分をつかもう!きっとぼくらなら、やれる!ってAZちゃんが応援してくれてる!
 MCまでの3曲は、今というテーマに沿った選曲だったと考察しました。今を生きるために必要な夢や希望を持って頑張ろうというメッセージと受け取りました。

5 フェリシア

6 猫ならばいける

 「かわいい」がいっぱい詰まった2曲です。猫になりたーーい、そして、もっとAZちゃんが多くの人(100万登録いってないかな?)に推されるように、たくさん再生回数が上がっていくよう願いを込めて、ニャーニャーしました。

7 Midnight song

8 Take me to Heaven

  このダンスナンバー2曲に関してはVsingerでこの雰囲気でこの2曲を歌えるのはAZちゃんしかいないと思わせるのに充分な世界を作り出していると常々、思うのです。しなやかな大人の歌声。深い夜が似合うし、セクシーなんだよなぁ。

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9 reflection

 ダンスナンバー3曲目は前2曲に比べるとアップテンポで高揚感のある曲。こちら、画像のカッコ良さが歌と相まって、何度でも観たくなるやつです。ここは、初見の方にはオススメですね。

10 のんびりと、

11 リアルメランコリー

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12 mirror

 今(R2/7/31)のところ、最後に《観客あり》で行ったエンタスでの「LAST V STANDiNG vol.2」が素晴らしく、AZちゃんがその想いを歌に乗せているし、問答無用にキレイです。なので、その根源である↓でアーカイブを見放題できるAZKi FRONTLiNE会員は良いぞ。迷わず会員になりましょうぞ。エルぽきも良いぞ。

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13 いのち アコースティックver.

14 青い夢

15 世界は巡り、やがて君のものになる

 このパートはMCから、「全滅」させにきているAZちゃん。開拓者が目の前にいる、と思って歌ってくれてる気持ちの強さが過去最高の「感情込め」を更新したのは間違いないです。「全力」「これが最後かもしれない」「生きていたことを証明したい」文字では伝えきれない、この3曲は聴くことでしか伝わらないAZちゃんの隠しきれない生命の吐露です。これぞ、感情爆裂。「全滅」っていうのは、こういう感情が昂り過ぎてしまうこと。で、よろしいでしょうか?

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16 Eternity Bright

17 Intersection

 またまた、ダンスナンバーですが感情爆烈してしまった「全滅」のあとに、一気に甦らせてくれる爽快ソングです。intersectionは、「この歌なぜもっと伸びない?100万再生いくだろ?」と思わせてくれるほど、キャッチーソングです。激推しです。「いのち」のように心で聴く歌に対して、反射神経で身体に響かせるような曲です。感情に訴えるのではなく、いいねー!うぉー!ってなる。好き好きって言いたくなるようなかわいい歌声ですし。それでいて大人な歌声って凄い。

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18 ERROR

19 I can't control myself

20 ひかりのまち

 ロックナンバーでぶちアガるやつ、3連打。黒あんに衣装チェンジも熱いです。ここまで、AZKiホワイトとAZKiレッドだけで充分すぎるほどに、AZちゃん歌の振り幅が広くて世界の広さを個人で体現できるな、と思わせておいてからのAZKiブラック。シビレました。これ、生バンドだったらシビレ過ぎて、さらなる「全滅」するんだろうなぁ。そう、白で全滅して、赤で復活した後にさらに黒でも全滅すると予言します。黒のパワーをなめるなよ、なんちゃって(本気)。何も言わずに、黒のパートだけ生演奏をやってほしい。

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21 フロンティアローカス

22 from A to Z

 歌を歌うこと、そして生きること。これはAZちゃんと開拓者をつなぐ大切なキーワードです。そのときどきでAZちゃんも異なる感情で歌ってくれていたと思います。しかし、今回の無観客ライブには並々ならぬ気持ちで望んでいたのではないかと、想像します。物理的には「会えない」という事実を跳ね返したい。そういう、モチベーションを3時間近くキープできるのは相当な精神力が必要だったと思います。

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 アンコール、純粋に「声を届けたい」と思いました。自分の声はあの「アーズーキー」コールには載ってなかったけど、練習もしてたし、大きな声で叫びました。あとで「笑っちゃった」と言ったAZちゃんの照れ隠し、らしさ全開ですね。

EN1 Fake.Fake.Fake

EN2 嘘嘘嘘嘘

EN3 自己アレルギー

 黒あん、3連打!これは凄い!アンコールでの黒あん3連打は体力精神力ともに尋常じゃないです。これが若さだね。パワー。

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EN4 Without U

 最初(去年の9月ころ)にタイトルをみたときは意味がわかっていなかった。ツラニミズさんのツィートでヒントをもらって、この意味に気がついたときは感動しました。この歌の「U」が開拓者のことで嬉しくて泣けます。「U」があって「AZUKI」になる。1つになります。

EN5 Creating world 2020ver.

 開拓者「全滅」とは、なんだったのか。どういう意味があったのか。この世界を「AZUKI」とともに開拓することが開拓者の勤めです。「全滅」して、全員が勤めを果たせなくなることは許されない。開拓者は何が起きても「全滅」はダメだ。これから「AZUKI」が進んでいく道がどんな世界でも開拓者は臆することなく、「全滅」せずにどこまでも一緒に着いていく、最初から最後まで。だから、生きる、共に。


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2020.7.31 

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