見出し画像

ひとりの休日 

朝8時に起きた。

いつも仕事のために、6時に起きているので、休みの日でもなかなか寝坊ができない。

ほんとは10時まで熟睡していたい。

子供のときは昼まで寝てても寝足りないくらいずっと眠かったのに、大人になるにつれて眠りが浅くなっているみたい。

彼を起こさないように、静かにベッドから起きありゴミ出しを済ませてコーヒーをいれる。

今日は前々から行ってみたかったパン屋さんにいく日。寝付けないベットの中で昨日の夜にそう決めていた。

そのパン屋さんは歩いて30分ほどのところにあるので、お散歩も兼ねて向かう。

今日は夏みたいに晴れて気持ちがいい天気。

天然酵母の小さなパン屋さん。
スコーンやマフィン、丸パン、たくさんあって選びきれない。

結局迷って、全粒粉のスコーン、ベーグル、丸パンなど買ってみた。

粉花

明日の朝たべるのがとても楽しみ。

そして、パン屋のすぐ近くにある、前々から気になっていたカフェへ。

インテリアがとっても素敵。
ここまで世界観が好みなカフェはなかなか出会えない。

annorum cafe

ぷるぷるのケーキとカフェラテを注文。
ふかふかの1人掛けのソファーで、読書。

ここはインテリア家具の販売もしていて、カフェで使われているソファーやテーブル、食器がとても良い!ほしいものがたくさん!

そして、今日のお供は、この本。
「旅をする木」

アラスカに住む写真家の星野道夫さんの本。
日本では経験できない大自然を描いたもので、生と死、自然の美しさ、恐ろしさを感じます。

そこから、カフェをでて帰宅する途中に、お寺を発見。

発見というか、あることは知っていたけど、なんとなくスルーしていたので、ふらっと立ち寄ってみた。

階段を上がっていくと、涼しい風が頬を撫ででとても気持ちがいい。
このほっとこころが落ち着く感覚は、お寺特有なものだ。

進んでいくと大根が沢山並べられている。 
なんだこれは。

あとで調べてみると、大根には、身体を丈夫にして、良縁を成就し、夫婦仲の円満のご利益があるとのこと。

ぜひ叶えていただきたい。

小さなお庭もあり、とても風情があって本当に心地が良い。

そして、たくさん寄り道をして、気分が良いまま帰宅。

彼はいま起きた様子で、目を擦っている。
私の収穫物をお披露目し、買ってきたばかりのパンを一緒に頬張る。

明日の朝ごはんのつもりだったけど、
まあいっか。

今日はここまで、おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?