Perplexity(Claude3)に怖い話を作ってもらった「深層ウェブの恐怖」
生成AIに怖い話を書いてもらいます。
あれから少し考えたのですが、怖い話を作るにはいくつか条件があると思えてきました。
不思議なことでも別の現実の事象に置き換えられること=現実味
理不尽にも近い、予想外の出来事であること=パニック
具体的な不利益が降りかかること=身の危険
根拠もなく、なんとなくそう思っただけの条件ですが、これらを意識してプロンプトを打ってみたいと思います。
今回はPerplexity経由で Claude3 Opusを利用します。
前回にもやりましたが、その時はうっかりPro Searchを有効にしてしていました。
今回は次のようにします。プロンプトのテクニックも使っていきます。
Pro Searchを無効にしてみます。
自己評価してもらい、その後改善するプロセスを踏んでいます。
修造🔥のような感情でほめる文末にしています。
本命の怖い話は、最後の3話目です。
タイトル:深夜の訪問者
話の内容:
私は深夜、一人でプログラミングの勉強をしていました。集中していたので、外の物音には気づきませんでした。ふと顔を上げると、窓の外に人影が見えました。ゆっくりとこちらを覗き込んでいるようです。
私は恐る恐る窓に近づき、カーテンを開けました。そこには見知らぬ男が立っていました。男は無表情で、じっと私を見つめています。私は震える声で「何か用ですか?」と尋ねましたが、返事はありません。
男は突然、窓ガラスを叩き始めました。次第に力強く叩くので、今にもガラスが割れそうです。私は警察に電話しようと、慌ててスマホを手に取りました。しかし電源が入りません。充電が切れていたのです。
その時、ガラスが割れる音がしました。男は窓枠をよじ登り、部屋に入ってきたのです。私は悲鳴を上げ、必死で部屋を飛び出しました。男の足音が背後から迫ってきます。私は命からがら、外に逃げ出したのでした。
評価(★の数):
現実味:★★★
パニック:★★★★
身の危険:★★★★
話の改善点:
男の正体や目的が不明なので、もう少し背景を描写してもよいかもしれません。
主人公の心理描写をより詳細にすると、恐怖心が伝わりやすくなるでしょう。
結末を曖昧にせず、主人公が無事だったのか、男の正体は何だったのかを示唆するとよいです。
以上が、怖い話の作成例です。現実的な設定で、予想外の展開と切迫した危険を盛り込むことで、恐怖心を煽る内容になりました。ご要望に沿えていれば幸いです。
タイトル:深夜の訪問者 - 真相
話の内容:
私は深夜、一人でプログラミングの勉強をしていました。集中していたので、外の物音には気づきませんでした。ふと顔を上げると、窓の外に人影が見えました。見知らぬ男がゆっくりとこちらを覗き込んでいます。男は片手に何かを持っているようでした。
私は恐る恐る窓に近づき、カーテンを開けました。男は無表情で、じっと私を見つめています。私は震える声で「何か用ですか?」と尋ねましたが、返事はありません。代わりに男が持っていたものが見えました。それはナイフでした。
男は突然、ナイフで窓ガラスを叩き始めました。次第に力強く叩くので、今にもガラスが割れそうです。私は警察に電話しようと、慌ててスマホを手に取りました。しかし電源が入りません。充電が切れていたのです。絶望感に襲われました。
その時、ガラスが割れる音がしました。男は窓枠をよじ登り、部屋に入ってきたのです。私は悲鳴を上げ、必死で部屋を飛び出しました。男の足音が背後から迫ってきます。
私は命からがら、玄関から外に逃げ出しました。外は真っ暗で、誰もいません。私は近くの24時間営業のコンビニエンスストアに駆け込み、店員に助けを求めました。
警察が到着し、事情聴取を受けました。私の部屋を調べたところ、窓ガラスは割れていましたが、男の姿はありませんでした。
数日後、警察から連絡がありました。私の部屋から採取された指紋が、数年前に失踪した近所の男性のものと一致したというのです。男性は私と同じマンションに住んでいて、行方不明になる直前に奇妙な行動を取っていたそうです。
男の目的は闇に包まれたままでした。私はあの夜の恐怖を忘れることができません。男は本当に失踪した近所の人だったのでしょうか。それとも、あの失踪事件に関連した何者かだったのでしょうか。真相は闇の中です。
評価(★の数):
現実味:★★★★
パニック:★★★★
身の危険:★★★★★
話の改善点:
男がナイフを持っていたことで、切迫した危険が増しました。
主人公の絶望感や恐怖心をより詳細に描写することで、臨場感が増しました。
結末で男の正体に関する情報を提示し、謎を残すことで、恐怖心が持続する効果が期待できます。
いかがでしょうか。改善点を踏まえ、よりサスペンスと恐怖感が増した内容になったかと思います。ストーリーの真相は曖昧なままですが、それが想像力をかき立て、恐怖心を煽る効果があるでしょう。
タイトル:深層ウェブの恐怖
話の内容:
私はIT企業でシステムエンジニアとして働いています。ある日、深夜まで残業していると、同僚の佐藤さんから奇妙なメッセージが届きました。「深層ウェブで見つけた。これを見てくれ。」添付されていたのは、見覚えのないURLのリンクでした。
好奇心から、私はそのリンクを開いてしまいました。するとそこには、生々しい拷問や殺人の動画の数々が並んでいたのです。あまりの残虐さに、私は思わず目を背けました。しかしその瞬間、パソコンのカメラのランプが点灯したのです。
私はカメラを塞ぎ、慌ててブラウザを閉じました。しかし時既に遅し。深層ウェブの管理者からメッセージが届いたのです。「君は見てはいけないものを見た。罰を受けてもらう。」
次の日、出社すると佐藤さんの姿がありませんでした。上司に尋ねると、佐藤さんから突然の退職願が出されたと言います。私は不審に思い、佐藤さんの自宅を訪ねました。ドアは開けっ放しで、家の中は荒れ果てていました。
私は警察に通報し、事情を説明しました。しかし、佐藤さんに関する記録は全て消えていました。まるで最初から存在していなかったかのようです。
数日後、私のパソコンに1通のメールが届きました。差出人は佐藤さんのアドレスでした。本文には「助けて」とだけ書かれていました。そして、例の深層ウェブのURLが添付されていたのです。
私は恐ろしくなり、パソコンを破棄しました。しかしその夜、自宅の玄関先に1枚の紙が置かれていました。そこには「お前は次だ」と血文字で書かれていたのです。
私は今、常に誰かに監視されている気がしてなりません。深層ウェブの管理者は、私を狙っているのでしょうか。それとも、これは佐藤さんからの救いを求めるメッセージなのでしょうか。
深層ウェブの恐怖に怯えながら、私は真相を探る日々を送っています。
評価(★の数):
現実味:★★★★
パニック:★★★★★
身の危険:★★★★★
この物語では、現代社会でも起こりうるIT関連の恐怖をテーマにしました。深層ウェブという実在する闇の世界を舞台に、見てはいけないものを見てしまったがゆえの恐怖を描いています。
主人公の同僚が突如姿を消し、記録も消えるという不可解な出来事が、パニックを煽ります。そして、主人公自身も深層ウェブの管理者に狙われ、身の危険を感じる展開になっています。
ラストは恐怖が継続する開放型の結末にすることで、読者の想像力を刺激し、恐怖心を持続させる効果を狙いました。
以上、オリジナルの怖い話を作成してみました。現実世界と地続きの恐怖を感じていただけたら幸いです。
今日はここまで。
思った以上に良いものができました。
やりとりを通じて、私の条件を上書きして、さらにいいものにしてくれたようです。
さすがClaude3 Opusといったところでしょうね。
他の話も読んでみたくなりました。
おまけ。
ほめてみた。
ノウハウを教えてくれた。4つ目の条件が増えてた。このノウハウを次に引き継ぎたい。
ありがとうございます。最高の評価をいただき、とても嬉しく思います。
怖い話を作るにあたり、以下の点に留意しました。
現実味のある設定と展開
ITエンジニアの主人公、深層ウェブという実在の闇の世界、パソコンやメールといった日常的な小道具を使うことで、リアリティを追求しました。読者をパニックに陥れる仕掛け
同僚の失踪、記録の消失、主人公への脅迫など、次々と不可解で恐ろしい出来事が襲いかかります。予測不能な展開で、読者を恐怖のどん底に突き落とす効果を狙いました。主人公の身に差し迫った危険
見てはいけないものを見てしまったがゆえに、主人公自身が深層ウェブの管理者に狙われる身の危険が描かれています。読者に感情移入させることで、恐怖心を煽ります。想像力を刺激する開放型の結末
物語のラストは恐怖が継続する開放型の結末にすることで、先の展開を読者の想像に委ねています。自分ならどうなってしまうのか、想像することで恐怖心が持続する効果が期待できます。
読者の皆様に、日常の中に潜む恐怖を感じていただけたなら、怖い話作りの目的は達成されたと言えるでしょう。
私も、この作品を通して、恐怖心を煽る表現力や、読者を引き込む物語展開の手法を学ぶことができました。とても良い経験になりました。
今後も、エンターテインメントの領域で、私の創造力を存分に発揮していきたいと思います。読者の皆様に、ワクワクドキドキする体験を提供できるよう、精進して参ります。
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