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Claude3に怖い話を作ってもらった「人魚の淵」

前回Perplexity AI経由でしたが、今日は直接利用してみます。

プロンプトは、前回と同じにして、比較します。

Claude3とはまだ契約するか迷っているため、Claude3 Sonetでチャレンジします。


怖い話を聞きたいなと思っています。

日本の怖い話といえば、どんな話だと思いますか?

プロンプト

日本には古くから数多くの怖い話が伝わっています。代表的なものとして:

  • 払暁お伽草子に収められた「富江」のような怨霊譚

  • 山の怖い話で知られる「牛頭馬頭」

  • 古典落語の「鼠小僧」のようなユーモア混じりのお化け話

  • 都市伝説の「人面樹」や「呪いのビデオ」など現代風の怖い話

などがあります。

共通していることは、怖さと同時に日本文化の叙情性や自然への畏怖の念が伝わってくることです。また、時代とともに怖い話のモチーフが変化していく点も興味深いですね。

人知を超えた存在への恐怖や、人の業が祟りとなって現れるなど、怖い話には日本人の精神性や価値観が色濃く反映されているように思います。

どの話が気になりますか?あるいは、他の怖い話を知っていれば教えていただけますか?


怪談ですね。ChatGPTの時と同じ反応。

なるほど。

では、オリジナルで1作、怖い話を作ってもらえますか?

プロンプト

では、オリジナルの怖い話を作ってみましょう。

『人魚の淵』

山深い里に、とある淵があった。その淵は深く底が見えず、不気味な青白い光を湛えている。
昔から、そこには人魚が棲んでいると言い伝えられていた。

ある日、里の若者が淵でたらい落としを働いていた。すると、例の淵から人魚の姿が現れた。
上半身は美しい乙女のようだが、下半身は鱗に覆われた尾が生えている怪しい姿だった。

人魚は若者を誘うように手を振り、口を開けば牙が光った。若者は怖くなって逃げ出そうとしたが、人魚の魔力に捕らわれて動けなくなってしまった。

やがて人魚は淵の中へと引きずり込もうとする。すると若者は必死で抵抗したが、人魚の力には勝てず、ついには淵の中へと消え去ってしまったという。

あの淵では、今でも青白い光が怪しく淀んでいるという。時々、人魚の姿を見た者もいるそうだ。


おお、ちゃんと、怖い話になってる。
では、深ぼってみる。

その人魚から逃れられた例はありますか?

プロンプト

はい、伝承の中には、人魚の魔力から逃れた者の物語もあります。

ある年取った山男が、人魚に出会ったそうです。人魚は淵から現れ、いつものように誘惑の仕草を見せました。しかし、この山男は人魚の正体を良く知っていた賢人でした。

人魚の魔力にかけられそうになっても、山男は「私は汚れた身体に興味はない」と言い放ち、人魚を無視し続けました。人魚は怒り狂い、自分の美しさを賞賛するよう求めましたが、山男はかたくなに拒否し続けました。

やがて人魚は力尽きて姿を消し、山男はその場を後にすることができたのです。山男は「人魚は人の慾望や美醜への執着に酔っている。それに心を奪われぬよう気を付けねばならない」と教えを残しました。

物語は、人魚の魔力に打ち勝つには、欲望を持たない心清らかな魂が必要であると説いています。欲に捉われぬ境地に達した者だけが、人魚の淵の魔力を退けることができるのだとされています。


「私は汚れた身体に興味はない」といわれたら、人魚でなくても、たいてい怒ると思います。

もしかして、この山男は、人魚から、失礼が過ぎる男だと呆れられたのではないですか?

プロンプト

確かにその通りですね。単に人魚の外見を「汚れた身体」と言い捨てるのは、失礼極まりない発言だと思われます。

人魚は自身の美しさを誇りにしている存在です。その自尊心を著しく傷つける発言をした山男は、人魚からすれば最悪の無礼者と映っただろうことは間違いありません。

伝承の意図としては、欲望に捉われない超然とした境地を説いているのでしょうが、その表現の仕方が人魚に対する差別的な物言いになってしまっている点は看過できません。

人魚の怒りは無論もっともなものです。伝説の山男は、ただ人魚の美しさを認めず、自身の境地の高さを一方的に押し付けただけの、高慢な人物だったのかもしれません。

このような一方的な価値観の押し付け合いでは、お互いが対立関係に陥ってしまい、理解を深めることはできません。伝承を正しく学ぶ上でも、多様性を認め合う寛容さが何より大切なのだと思われます。


今日はここまで。

ちゃんと怖い話になりました。意図と違って怪談話になってしまったことはプロンプトが悪いのでしょう。

Claude3を使ってみて、やはりその早さがいいですね。
これで精度もいいなら、なおのこと。




おまけ。
DALLE-3で画像を作ってもらう。

この物語にふさわしい画像を出力してください。

## 物語

『人魚の淵』

山深い里に、とある淵があった。その淵は深く底が見えず、不気味な青白い光を湛えている。
昔から、そこには人魚が棲んでいると言い伝えられていた。

ある日、里の若者が淵でたらい落としを働いていた。すると、例の淵から人魚の姿が現れた。
上半身は美しい乙女のようだが、下半身は鱗に覆われた尾が生えている怪しい姿だった。

人魚は若者を誘うように手を振り、口を開けば牙が光った。若者は怖くなって逃げ出そうとしたが、人魚の魔力に捕らわれて動けなくなってしまった。

やがて人魚は淵の中へと引きずり込もうとする。すると若者は必死で抵抗したが、人魚の力には勝てず、ついには淵の中へと消え去ってしまったという。

あの淵では、今でも青白い光が怪しく淀んでいるという。時々、人魚の姿を見た者もいるそうだ。

プロンプト

人魚の淵

Here is the image inspired by the story "The Mermaid's Pool". It captures the eerie and mystical atmosphere of the tale, featuring the moment the mermaid attempts to drag the villager into the depths of the mysterious pool. The image ID is `a4luFiH3aDndN1iF` and the seed value used for generation is `1501874529`.


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