20240630
見てみたい、行くなら土曜の夜だなとずっと思っていて、やっと。とはいえ、いざ行くとなると有明やお台場辺りを車で通過するのが億劫で、散々逡巡したあげく日付が変わる頃に出発。あの辺りは街並みが機械的すぎて、昼間通ってもなんか胸がざわつくのに、夜に、しかも一人でなんて。首都高は何回走っても慣れない。案の定、景色に慣れる余裕もなく40分足らずで千鳥運河へ到着。
もっと近距離で見られるものだと思っていたけど、遠景を眺めるに留まった。ゴーという重低音が夜の帳を揺らす。人の気配のない、巨大な戦艦が海の上に浮かんでいるようだった。無数のダクトは前衛芸術のようでもあった。この得体の知れない何かに私達の暮らしは支えられているのか。
今調べてわかったことだけど、Googleマップで予習した場所の対岸に着いていたらしい。反対側に着いてたらもっと近くで見れたのかもしれない。
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