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【やってはいけないことはやってはいけないからやってはいけないのです】新米林業屋とてお

どうも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

やってはいけないことは、やってはいけないからやってはいけないことなんです。

当たり前のことを言ったんですけど、昨日SNSとかで見かけたちょっと大きい事故があって、それをニュースとかネットニュースとかを調べてみてたんですけど、本当に残念な事故だなと。

人の命も亡くなっているような大きな事故です。

今現時点でいろんなことが調査中ということで詳細がわからなかったんですが、SNSとかで上がっているのを見ると「そんなことしちゃダメよね、やっちゃいけないよね」っていうようなことをしているんですよね。

SNSに上がっている情報が本当であれば、それはやっちゃいけないよねと。自分がもし、やれって言われても断るだろうなっていうくらいの内容だったんで。

でもそれをしないといけないくらいに追い込まれていたのか、そこら辺はもうわかんないですけどね。でも超大手のお仕事ですから、いろいろ考えさせられるなと。

その超大手会社さんの下請けとかでお仕事に入ったりもするので、全く関係ないわけじゃないし、やっぱり現場作業員、林業といえど建設関係のお仕事に若干関わるようなところでお仕事をすることもあるし。本当に気をつけたいなと思います。

何かの免許とか資格を取りに行くときに、安全についての講習とかがあるんですけど、そういうときにいろんな先生がおっしゃられるのが、「大きな事故とかが発生するときは基本的には通常とは違う手順で作業をしていたり、工程をすっ飛ばして簡略化させようとしたり、いつも通りじゃない行動をしたときに大きな事故っていうのは発生する。」と、講習の中でよくおっしゃられています。これはもういろんな先生がおっしゃられているので、本当にそうだなと、そういう講習会のたびに思うんですけど。

「これはやっちゃいけない」ってなっていることはやらないようにしようと。めっちゃ当たり前のことなんですけど、なんでやっちゃうんですかね。いろんな原因があると思うんですけど、やっちゃうじゃないですか。

自分が考えて、自分がやって、自分だけがダメージを受けるのであればまだいいんですけど、それを、「やっちゃいけないこと」っていうのを誰かに命令してさせた場合って、めちゃくちゃ罪が重いと思うんですよね。

「大丈夫、大丈夫。これぐらいならいける」みたいな感じで、自分以外の人を巻き込んでやっちゃうみたいなね。

僕なんかはね、全然下っ端なんで、そう言われたら、そんなもんなんかって思っちゃいますよね。何にも分かんない人だったらね。

多分、今の僕だったら、そういういろんな講習会とかでお話を聞いたり、実際に現場で危ない思いをしたりとかしているから、「それはやめましょう」って言ったりできるんですよね。

ある程度、そういう風に、ちゃんと危ないことは危ないよって言えるような関係性作りを仕込んでいたりとかするので、今はまだ言えますけど。

例えば、入社したてで、 あんまり上の人の言うことに逆らえない、みたいな環境があった場合、 同じようにやっちゃいけないよっていう作業があったとして、それを「危ないからやめませんか?」って絶対に言えないですよね。立場的に弱い方っていうのは。

立場的に強い人が自分で勝手に、「これぐらいなら大丈夫よ」って一人でやって、一人で事故したら、もうその人の完全に、単純に一人の責任として、自業自得っていう言葉でまとめられるのかもしれないけど、何も分かってないような人をね、例えば巻き込んだとして、断れなくて、で、結局事故が起こって、その断れなかった立場の弱い人が怪我をしてしまうとかっていうのがあったときに、それを指示した人っていうのは、もう本当に罪深いなって思うんですよね。

今回の事故もね、どういう風な流れかは分かんないですけど、全員が全員乗り気でね、その作業、「大丈夫でしょ」ってノリで行っちゃったのか、はたまた「断れなくて…」とか、「工期に追われて…」とか、やむなくそういうやっちゃいけない作業方法で、手順でやってしまったのか、そこら辺は分かんないですけど。

まあ、超大手のね、お仕事なんで、そこら辺はしっかりと原因究明して、そういう大きいところから変わっていかないと、末端はね、言いなりですから。

立場の弱い側は大きな声を出せないのでね、出しにくいし、出しても届かないし。

本当に自分の身は自分で守る、やっちゃいけないことはやっちゃいけませんよって、ちゃんと当たり前のことを当たり前に言えるようにしていきたいですよね。

僕はもう、自分の命最優先で、お仕事をしていきたいなと思います。

本当に残念な事故があったのでね、気を付けていきましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。本日もご安全に。ほなまた。

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