令和3年度 自作ベスト5(3)

(3) 詰パラ779号(令和3年2月)

3 プルーフゲーム 12手)

            プルーフゲーム 12手
           b)77桂→65

a) 26歩、24歩、25歩、同歩、26飛、同歩、76歩、77飛、同桂、27歩生、
 28飛、同歩生迄12手。
b) 76歩、24歩、44角、25歩、26角、同歩、77桂、65角、同桂、27歩生、
 88角、28歩生迄12手。

 後手が2筋の歩以外の駒を動かさずに1手消費するには、取った駒を打つ必要がある。先手も打たれた駒を取った後、更にそれを打ち直している(出題図において持駒がないので)から、手数計算すると後手は6手目迄に駒取りをしなくてはならない。それが上記の2解である。
 とまあ、こんな風に理屈を並べると如何にも設計図通りに作ったように見えるが、実際はb)の順はtwitter上で発表した際に指摘を受けた余詰順を作意に取り込んだもの。指摘してくれた方は結局、どなたか分からずじまいだ。もしこれを読んでくれていたら、是非こちらまで御連絡下さい。そのうち出る作品集で合作扱いさせて貰います。

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