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温故知新(詰パラ382号)

 今日は、詰パラ382号(昭和62年12月号)を読んでみることにしよう。フェアリーランドを見ると「山田嘉則氏百回登場!フェアリー同人誕生!」と銘打って、嘉則さんの特集が組まれている。ここから2局引用してみよう。

           山田嘉則

バカ詰 9手(詰パラ 昭和62年12月号)

59角、同飛生、89香、同飛生、88香、87桂打、同香、同飛生、78桂迄
9手詰。

 59角から始めることで、作品価値がかなりアップした。設計図通りの仕上がりといったところか。

           山田嘉則

打歩バカ詰 15手(詰パラ 昭和62年12月号)

17龍、16角、同龍、15金、69角、58歩、同角、47桂、同角、36銀、
25龍、同銀、26桂、同金、15歩迄15手詰。

 5種合が出現するが、あくまでも手触りは軽い。上手いものだねえ。恐らくは作者お気に入りの一局ではないかと推測しているが…。

 ところで、現在フェアリー同人って何人いるのかな?誰かご存知の方は教えて下さい。(橋本さんあたりは「氾濫」を加えれば既になってそうだけど)

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