![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99868928/rectangle_large_type_2_5b8780f6db4467ab68a643ea06f91678.jpeg?width=1200)
温故知新(詰パラ352号)
今日は詰パラ352号(昭和60年6月号)を読んでみることにしよう。6月号なので短コンが催されているが、その中で目に留まったのが2作。早速引用してみよう。
有吉澄男
![](https://assets.st-note.com/img/1678365112368-y9xcspkQ8C.jpg)
36金、34玉、25金、45玉、36龍、同玉、35金迄7手詰。
攻方は大駒が3枚もあるが、玉方の桂香も良く利いている。金のおっとりとした動きと、5手目の鋭い龍捨てとのコントラストが見事。2手目の変化が作意のエコーに見えるのも巧い。これが2位だった。
小林敏樹
![](https://assets.st-note.com/img/1678365301652-Q7x01zCbqS.jpg)
46銀打、同と、75飛、同角、64飛成、同角、77角迄7手詰。
この筋は古くからあるものだがそれでも解答者受けは良く、これが首位作だった。ただ、個人的にはもう少し構想色の強い方が好みかな。
残りの作にもざっと目を通した印象を言うと、不完全作も多いが、気合の入った作も多いように見えた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?