全国大会参加記(平成19年)その3

 2次会に参加せんとする百戦錬磨のツワモノ達は25名ほどいただろうか。あの面子に囲まれたら、大概の人は余りのマニア濃度の高さに窒息しそうになるのではないだろうか。その多くが当日宿をとったチサンホテルに一旦移動し、9時には白木屋に移動したらしい。私は原さん、斎藤先生、来なくても良いのについてくるハマダ、そして吉田先輩と一緒にチサンに向かい、途中迷ってみんなに多大な迷惑をかけた。原さんや斎藤先生は他のホテルに宿泊していたので、チサンに9時半集合ということにして一旦解散。(ハマダは宿が決まっていないと言っていたが、ゴキブリ並みの生命力を誇るハマダだけに誰も心配しない)
 9時半にみんな再集合したところで白木屋に向かう。中に入ると隅の方に見覚えがある○○頭が見えた。「何だ水上さんがいるじゃないか」と安心して近付いていったら全くの人違い。ここで「どこにでも○○はいる」という法則の正しさを実感してから、本当に皆が集っている奥座敷に突入した。

 ここでは二部屋に分かれていたのだが、どちらも明らかに定員オーバー。ものすごい熱気である。個人的には、角さんによる若き日の添川氏や相馬氏の話がめちゃくちゃ面白かった。「伊藤正がツールドフランスに出場するような意気込みで創作していたとしたら、相馬康幸はママチャリで近所を散歩するような感じで創作していた」とか、ユーモラスな比喩にその場で聞いていた者はみな大爆笑。本当に楽しい2次会であった。

 ここは12時過ぎにお開きとなり、再びチサンに戻る。中村さんとは部屋が隣だったので、平井長老、則内さんも加え、こちらが持っていった地酒を開封して乾杯する。無事全国大会が終了したことでほっとしたのか、最後には流石にあれだけパワフルな中村氏もうとうとされていたようだ。氏にとっては一生忘れられない大会になったに違いない。2時頃お開きにして就寝。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?