全国大会参加記(平成21年)その1

 去年は諸般の事情から泣く泣く参加を断念したのだが、今年は18日から20日まで無理やり3連休を取って名古屋へ行き、2年ぶりの全国大会を満喫してきた。懐かしい顔もあれば、初めてお会いする若手もいる。優秀な解答者や尊敬する作家達と会話を交わし、そして杯を交わす。詰キスト/プロブレミストとして、これ以上楽しいひと時があるだろうか。
 ここでは、本大会に残念ながら参加できなかった人も楽しめるよう、思い出せる範囲で(裏情報も交えながら)大会について綴ってみることにしよう。そもそもメモもとっていないし、あちこち記憶違いがあるかもしれないが、ご容赦を。尚、これから全国大会に参加する人の為に、時々有難い教訓が付いてます(笑)。

 青森を出たのは10時過ぎ。東京に1時過ぎ、そして名古屋には3時ごろ到着する。前日に十分睡眠をとったし、何より気合が入っているので眠くはない。車内ではコーヒーを飲みながらCaillaudのプルーフゲームを解くことにする。しかし何と言うことも無いところで盲点に入ってしまい、結局4時間以上もかかって解けたのはたったの3題。まあしょうがないか。
 名古屋に3時、地下鉄の駅を降りてホテルに着いたのが3時半。流石に名古屋は暑いが、それでもまだこれくらいなら許容範囲内。ちなみに、私の記憶にある中で最も暑かった大会は文句なしに府中の大会だ。駅を降りてから会場に辿り着くまで、汗はダラダラ頭はクラクラ。行き倒れになるかと思ったよ、ほんと。
 こちらがチェックインを済ませると、ちょうど今回の大会の主役である中村さんも到着される。今回は2日間とも中村さんと相部屋ということで、早速一緒に部屋に移動する。
 我々が着いてからおよそ1時間後、猪股さんも到着。4時半頃から一階に降りて、他のメンバーが来るのを待つことにする。柳田氏、門脇氏の新旧両会長、中京地区の重鎮服部彰夫氏と橋本守正氏、今回のPC担当をされた鈴木康夫氏など、ほぼメンツが揃ったところで5時15分ごろ街へ繰り出すことに。

 ホテルを出てまもなく「我楽多文庫」という変な名前の居酒屋を発見。ここが前夜祭の会場となった。時間帯が早かったこともあり、ほぼ貸しきり状態。私は柳田会長の隣だったため、殆ど発言する必要もなく、聞き手に回っていれば良いので楽ちん(笑)。明日に備えて酒量もセーブし、体力も温存。今のところは完璧に予定通りだ。伊達に全国大会に十数回も参加していない。前夜祭が始まって2時間ほど過ぎた頃であろうか、元水さん、犬田、そして山田嘉則さんなど数名が遅れて合流してきた。どうも我々と入れ違いになったようで、しばらくフロント前で「誰も降りてこないのはおかしいなあ」と思っていたらしい。

教訓(その1)…本隊と直接連絡がつかない場合は、ホテルのフロントに
       聞いてみるべし。何か伝言があるかもしれない。

(明日に続く)

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