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温故知新(詰パラ287号-03)

まずは昨日の連続王手の解答から。

           平 博臣

(詰パラ 昭和55年1月号)*連続王手

64銀、同龍、66金、同と、同と、同と、同と、同龍、48玉、58金、
同香、56桂打、同香、同桂、同と、同と、44銀打、同香、同銀、同香、
同銀、同香、45と、同香、46金、同香、47桂打、同と、同桂、同香、
同と、28飛成、同角、37銀、同角、46龍、75飛、同角、66銀、同角、
57香、56桂迄42手。

これでも十分長いが、294号を見たらサロンに62手なんてものが載っている。これはまたそのうち紹介することにしよう。

続いてフェアリー詰将棋研究室を覗くと、左真樹氏の短編が目を引く。

           左 真樹

バカ詰 11手(詰パラ 昭和54年9月号)

左氏の作だから当然なのだが、詰将棋によくあるような「初形だけ」の作品ではない。みなさんはこの作、何分で解けますか?


(補足)
 WFP160号のさんじろうさんの記事によると、平氏の作はどうやら以下の順が作意だったらしい。

64銀打、同龍、66金、同角、同と、同と、同と、同と、48王、58金、
同香、57銀、同香、56桂打、同と、同桂、同香、同と上、44銀打、
同龍、同銀生、同香、同銀生、同香、同銀、同香、45飛、同香、
46金、同香、同と寄、同飛、47桂打、同と、同桂、同飛、同と、
28飛、同角、37金、同角迄41手。

私が指摘した「余詰順」をそのまま作意に昇格させれば、図を弄る必要はなさそうだが…。

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