全国大会参加記(平成26年)その2

 暑くて寝苦しかった為やや睡眠不足だが、「透明駒のサクラをやる」という會場君との約束を果たすべく10時過ぎに会場入りする。参加手続きをしてからコーヒーを買いに一階に降りると、そこで何と相馬慎一に会った。(来ない筈じゃなかったのか?)しかも、既に缶チューハイを飲んでいる。なんて奴だ…。

(5)相馬、宮原、廣瀬、久保の各氏

スナップ写真(平成26年)5

 宮原君、突然のラスボス登場に怯えている様子


 早くも集まってきたマニア達の中に、懐かしい人を発見!清水さんだ!伝説の「詰む将棋パラダイス」、詰工房を盛り上げるために発刊された「KOBO」、そして当時の写真などを陳列している。自転車で日本全国を回ったりしていた当時と比べると流石にふっくらしたようだが、ユニークなキャラは全然変わっていない。この後も動物のフィギュアを将棋盤に並べるなどの奇行(?)を披露してくれた。

(6)各種資料を並べる清水さん

スナップ写真(平成26年)6


(7)早くも解図にとりかかる堀内さん

スナップ写真(平成26年)7

 相変わらずオトコマエだねえ。前の帽子の方は森敏弘氏。

(8)キングオブマニア田口さん

スナップ写真(平成26年)8

 詰棋界の海原はるかなどと、失礼なことを言ってはいけません(笑)

(9)短編界の大御所、小林さん

スナップ写真(平成26年)9

 読んでいるのは解答選手権の本かな?

 お昼前に嘉則さんと太田君を誘って昼ご飯を食べに行く。その途中に関さんに会ったので、4人で食べることになった。老眼の話をしながら食事を済ませ、戻るともうそろそろ大会が始まる頃だった。
 大会の詳しい内容はどうせ他のブログその他に載るだろうから、ここでは省略。添川公司さんが久々にいらっしゃった以外には大したことも起こらなかったし。その添川さんも表彰が終わるとさっさとお帰りになった模様。何か事情があったにせよ、一寸愛想がなさすぎるという気がする。一言声を掛けてもらうだけでどれだけ若手作家たちが喜ぶか、それを彼が知らない筈がないと思うのだが。ありきたりの日常会話しかしなくてもいいから、あの場にいることが彼のnoblesse obligeなのではなかろうか。(まあ、一度も出席すらしない田島秀男に比べたらマシかもしれないが)こうしてみると、誰にでも気さくに話しかけてくれる上田さんは本当に偉大だなあ。

(10)受賞の言葉を述べる中村さん

スナップ写真(平成26年)10

 もう3度目の受賞。すっかり貫禄が漂っています。

(11)同じく久保君

スナップ写真(平成26年)11

 こちらは初受賞。めちゃめちゃ嬉しそうです。

(12)同じく添川さん

スナップ写真(平成26年)12

 何だかやはり居心地が悪そうな表情ですね。

 大会の前半では吉田直嗣さんの横に座っていたのだが、休憩中に斎藤先生にお会いして、後半からは一番後ろの方に座ることにする。しかしこの席で色々とお話を伺っていると、吉岡君からプロブレムを出題される。しかもプロパラの後ろのページで定義を確認しないと分からないようなフェアリールールの作ばかり。参加者のみなさんが早解き競争やアタック25を楽しんでいる間、我々は慣れないフェアリープロブレムを何とか解くべくもがき苦しんでいたのだった。結局5時までには2問しか解けず(しかも、どちらも最終的な作意を発見したのは斎藤先生だった)。普段真面目にやっていないとはいえ、これでは落ちぶれすぎではなかろうか。
 最後にみんなで記念写真を撮り、6時まで自由時間となる。さあ、この後はお待ちかねの懇親会だ。(明日に続く)


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