プロパラを振り返る(154)
今日読んでいるのはプロパラ71号(July-September 2015)。ヘルプとプルーフゲームをそれぞれ1作紹介したい。
(297) 渡邊一雄 (Problem Paradise 71, 2015)
H#2.5 (3+9)
b)Sc6⇔Kd6
a)1...Bg8 2.Qf7 Rxh5 3.Qe7 Rd5#
b)1...Ra5 2.Rb5 Bxa2 3.Rb6 Bd5#
Magnet theme2種。駒取りも嫌みはなく、対照性は完璧。渡邊氏らしい作品だ。
(298) 内田 昭(Problem Paradise 71, 2015)
プルーフゲーム 14手
26歩、84歩、25歩、85歩、24歩、84飛、25飛、24飛、85飛、28飛生、
82飛成、83歩、27歩、58飛生迄14手。
飛を取り合った方が早いように見えるが、素直に双方の飛をすれ違わせるのが作意。特に名前のあるテーマを表現している訳ではないが、レトロのビギナーにはこういうものの方がウケがいいのかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?