新時代のインテリアデザイン:サンゲツ「2023-2026 ファイン」カタログの全貌
新時代のインテリアデザイン:サンゲツ「2023-2026 ファイン」カタログの全貌
こんにちは岩手盛岡の前田畳店です。2023.6.15にサンゲツから壁紙の見本『2023-2026 ファイン』が発刊されました。サンゲツ好きな僕としましては今からワクワクが止まりませんがその全貌とメリットデメリット、プロ目線からの壁紙チョイスについて解説したいと思います。
株式会社サンゲツは、壁紙見本帳「2023-2026 ファイン」を6月15日に発刊しれました。この見本帳は、一般壁紙ならではの豊富なバリエーションで、インパクトのある個性的なデザインを多数収録しています。戸建てやマンションなどの住宅物件を中心に、こだわりの空間づくりを実現する全831点のラインアップです。
※最終更新日 2023/12/13
見本帳では、フィンランドのデザインハウスであるマリメッコや、Morris & Co.のデザインをもとに共同開発したライセンスブランド「MORRIS CHRONICLES」など、世界的なブランドのデザインを取り入れています。また、「個性と洗練」がコンセプトのオリジナルブランド「process#100」では、テクスチャーにこだわった上質感のある商品を多数収録しています。
今回の見本帳は、壁紙を選ぶ楽しさ、そこで過ごす楽しさを提案する、わくわくを詰め込んだ一冊となっています。また、今回より同見本帳の有効期間を2年から3年に変更します。これにより、より長く安心してお使いいただけるとともに、見本帳の切り替え頻度を減らすことで、見本帳冊数を約30%削減することを見込んでおり、環境負荷の低減を図ります。
見本帳「2023-2026 ファイン」の特長は、個性あるデザインを集めたラインアップ、テクスチャーへのこだわりを極めたオリジナルブランド「process#100」、そしてベースクロスにおすすめの機能性壁紙のグレイッシュ配色を大幅拡充したことです。
注目すべきは「マリメッコ」の壁紙
特に注目すべきは、新たに収録された「マリメッコ」、「kippis」、「MORRIS CHRONICLES」、「ディズニー」シリーズです。これらのブランドは、目にするだけで明るく前向きな気分にしてくれるデザインや、日々の暮らしにあたたかなひと時を与えてくれる可愛らしらしいパターンを壁紙にしたものなど、幅広いテイストをラインアップしています。
また、「process#100」では、エンボスを工夫しテクスチャーにこだわった壁紙を収録しています。織物調と石目調をブレンドした独特の質感や、網と左官材を組み合わせた味わい深い塗りの表現など、新たなテクスチャーを追求した商品で、上質で洗練された空間を演出します。
さらに、近年、グレージュカラーをはじめ、グレー系をベース壁紙として採用する住宅が増加しています。これを受け、ひび割れを軽減するハードストレッチ壁紙や、汚れが拭き取りやすいフィルム汚れ防止壁紙、ひっかきキズに強いスーパー耐久性壁紙など、機能性壁紙の各シリーズにグレイッシュ配色を拡充しました。機能性を持ちながら、意匠性にもこだわったラインアップで、市場のニーズに応えます。
サンゲツの壁紙見本帳「2023-2026 ファイン」は、新しい時代のインテリアデザインをリードする一冊となることでしょう。壁紙選びの楽しさを再認識し、新たな空間づくりの可能性を広げてみてはいかがでしょうか。
僕が見るサンゲツ壁紙のメリットデメリット
メリット:
豊富なデザイン:サンゲツは、様々なデザインの壁紙を提供しています。シンプルな無地から、派手なパターン、自然風のデザインまで、幅広い選択肢があります。これにより、個々のインテリアスタイルや好みに合わせて壁紙を選ぶことができます。
高品質:サンゲツの壁紙は、耐久性と品質に優れています。長期間使用しても色褪せしにくく、耐久性があります。
機能性:サンゲツの壁紙には、防火性や防汚性、遮音性などの機能性壁紙もあります。これらは特定のニーズを満たすために設計されています。
環境に配慮:サンゲツは環境に配慮した製品を提供しています。製品は低ホルムアルデヒドで、環境負荷を低減するための取り組みを行っています。
デメリット:
価格:サンゲツの壁紙は、一部の高品質な製品や特殊な機能を持つ製品は他の一般的な壁紙に比べて価格が高い場合があります。
施工の難易度:一部の壁紙は専門的な技術を必要とするため、自分で施工するのが難しい場合があります。そのため、プロの施工を必要とする場合があり、それに伴うコストが発生します。
選択肢の多さ:サンゲツの壁紙の選択肢の多さは、一方で選びきれないと感じる人にとってはデメリットになるかもしれません。多くのオプションから選ぶことは、一部の人々にとっては圧倒的に感じるかもしれません。
それではどう壁紙をチョイスすれば良いのか?
壁紙を選択する際には、以下の要素を考慮することが重要です:
インテリアスタイル:まず、部屋全体のインテリアスタイルを考えてみましょう。モダンなスタイルを好むなら、シンプルで洗練されたデザインの壁紙が適しています。一方、クラシックやカントリー風のスタイルを好むなら、花柄やストライプ、チェックなどのパターンがある壁紙が良いでしょう。
部屋の大きさと光の量:部屋の大きさと自然光の量も壁紙選びに影響します。小さな部屋や自然光の少ない部屋には、明るい色や小さなパターンの壁紙が適しています。これにより部屋を広く明るく見せることができます。一方、大きな部屋や自然光の多い部屋では、濃い色や大きなパターンの壁紙も使えます。
耐久性とメンテナンス:壁紙の耐久性とメンテナンスも重要な要素です。特に子供やペットがいる家庭では、汚れが落ちやすく、耐久性のある壁紙がおすすめです。
予算:壁紙の価格は、素材やデザイン、ブランドによって大きく異なります。予算を決めてから壁紙を選ぶと、選択肢を絞るのに役立ちます。
環境への配慮:環境に優しい素材を選ぶことも重要です。低ホルムアルデヒドやリサイクル可能な素材など、環境に配慮した壁紙を選ぶことで、健康と環境を守ることができます。
これらの要素を考慮しながら壁紙を選ぶと、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。また、壁紙は長期間にわたって使用するものなので、自分が長く愛せるデザインを選ぶことも重要です。
環境にも配慮
同見本帳の有効期間を2年から3年に変更しより長く安心してお使いいただけるとともに、見本帳の切り替え頻度を減らすことで、見本帳冊数を約30%削減することを見込んでおり、環境負荷の低減を図りますとの事です。期間が長くなるのは残念ですが今回のファインも個人的には期待しています。
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