ありきたりな悪役

先日の衝撃の文章


HPVワクチンを中止に追いやった黒幕が、

コロナアドバイザーボード、分科会、コロナ後遺症の手引きメンバーだった

「実は、真の黒幕は、自分の組織のトップだった」

というベタな展開だった。


そうして、普段は反ワクチンと戦ってる(自称)、

コア推奨派供は、一切黒幕を批判しない。

「人気稼ぎの為に勇者を演じるが、真の黒幕とは戦わない、尻尾を振る」

というベタなクズ野郎だった


そうして医療者達は、

この自己顕示欲だけバカ強い断言野郎達を

「流石にちゃんと調べた結果の発言でしょう」と信じた

というベタなマヌケだった


さて、続けようか

前回、積極推奨の中止がなされて、

その次である。


https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000097690.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000102584.html

まず、メンバー




そう、国立感染症研究所の所長が乗り込んできた

部下二人を引き連れて

これで、多数決になってもゴリ押せる

感染研が、HPVワクチンの現状に、遂に動いた。

どのような議論が起きるのか?

岡部先生を説き伏せる事はできるのか?


今回のは内容は少ないので、サクサクみていこう

まず、

「後遺症データが貧弱過ぎてどうしようもならない」

という事が延々と議論される。

HPVの時も、mRNAワクチンの時も、

「日本での被害を把握するデータが乏しいから、何も分からない」

ここで、延々と話が止まり、

「データが乏しい以上、新しい知見は無い」

という至極当然の論理展開に落ち着く


ちなみに、無能厚労省が、VSDとVAERS, 副反応報告の違いをイマイチ理解していない事が分かる

クソインフルエンサーにお金払う位なら勉強しろ


そうして、次は、

「ワクチンと無関係そうな後遺症がある」という議論が進む

ここでも、モニターデータが無い事から何も分からないとなる

しかし、流石に「因果関係は無い」というクソ推奨派ワードも出てくる


その時、動く


「引き金」

流石、感染研所長

おそらく、これが

公式声明で初めて「HPV後遺症とHPVを結びつけた」発言では?

えー聞いてます?推奨派?

あれ〜?マスコミはボロクソ叩くのに、感染研の所長は?

ん?


そうして、議論は進む。

佳境に入る



流石、我らの岡部先生!

5年とかを打ち込んで否定しつつも、

暗に、しばらく中止継続を主張しだした


このまま流れが決してしまうのか?

どちらにでも転びそうな状況

満を持して、感染研所長が動く


まさに鶴の一声

多数決さえ行われなかった。

こうして中止の継続が決まった。


これが、HPV中止の経緯である

本当の経緯である


いわゆるツイッター史観とはかけ離れていた

ここで、問題なのは、コア推奨派はなぜこうなのか?という点だ

可能性はいくつかある


1. 自己顕示欲とレスババカだから

もし、本気だったら、当然一連の流れは読むはず

私は本気だったから論文引いた

この厚労省の議事録を読むとか、実に些細で楽な事だった

これさえしていないという事は

口では「俺らは本気でワクチンをどうにかしようと」

と言っているが、実際はレスバオナニーを優先している

英雄ごっこに浸れる主張に賛同し、盛り上がっている


誤情報をばら撒いているという点で闇落ちだし

その影響力から、公衆衛生における危機である



2. 最初から医者を騙し、世論を動かすつもりだった

ツイッター以外では、VSDが無い問題を発言しており、

日本のミニター制度が不完全である問題を、

恣意的にツイッターで伏せていた事は周知の事実である

そのせいで、実名黒歴史を刻んだ医者多数のこの現状

同じく、HPV中止の「引き金」が感染研と岡部先生であることを重々知っていなが、

恣意的に伏せて、叩ける奴を叩いていた

詳細な動機や利害関係は不明


医者は思想家でも政治家でもない

「正しい医療発信」とは、客観性を保つ努力が必要だ

自分の思想を広める為に行うべきではない

ましてや、そのために人命を犠牲にするなぞ、あってはならない


HPVワクチンのwikipediaには膨大な引用がある

これ、全ては無理だ

私は、そろそろ忙しくなる


この多くが「恣意的な情報」で

それがこの国に蔓延している


100歩譲って、人命を救う方向であれば医者としては許容されるが、

結果としては敗北している

敗北の原因は、「恣意的な情報」だったからだ


せめて、一般的な医療者達は、

その社会的な地位を根拠に、

「恣意的な情報の拡散」に加担すべきでは無いだろう

それは、人命を脅かす事になる