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私がギターに興味を持った時の話をしましょう。

最初にギターを触ったのは、中学生の頃
あの時は、尺八、トランペット、ピアノ、エレクトーン、木琴
いろいろな楽器に興味を持ちました。
ここまで聞いたら、
「中学生の頃の部活吹奏楽部だったんだね」と想像すると思います。

しかし、私の入部した部活は

インターアクトという聞き慣れない部活でした。
活動内容は奉仕作業やボランティアなどの活動がメイン、
楽器は高齢者や保育園児に楽しんでもらう為の
福祉企画の一環として練習していたに過ぎません。

当時、私の住んでいた町は小さかった為、生徒数も少なく
私のクラスも18人、全校生徒で50人程度
中学校もそこまで多くの種類の部活動があるわけではありません。
あったのは、野球部、バレー部、そして私の入部したインターアクト部だけでした。
その頃の私は運動が苦手でしたし、
バレー部の部員は基本女子生徒ばかり、
野球部の顧問も怖いイメージがあったので、
選択肢としては一択でした。

活動内容の一環で初めてギターに触りました、
手にしたギターの種類は、ガットギター
主にクラシック曲などに演奏するクラシックギターです。
その時は別に触った感じに感動を覚えることもなく、
淡々とドレミから練習開始。
「左手がむずかしいなぁ」とか思いながらやっていました。
しかし今、思うのですが、
あの時はチューニングもせず練習していた為、
絶対、音ズレしてましたし、弦はケースにしまってあったまま交換せずに使っていました。
しかも、クラシックギターはナイロン弦であるので、
30分も弾いていたらナイロンが伸びて音階が下がります。
無知というのは恐いですね。
それからはなんとなくで練習をやめてしまったので、
ギターを触ることはそれ以来ありませんでした。

・20代前半、ゲームをしていたら

それから月日はたち、22〜23歳のある時
ゲームが趣味であったのでいろんなゲームをしていました。
(今でも趣味です。)
ドラクエ、ファイナルファンタジー、コール オブ デユティ、ぷよぷよ、と
多種多様なジャンルのゲームをしていたある日に、
”ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック”という新発売のソフトがあるのを知りました。
私はファミ通を愛読していたのでその手の情報は早かったのです。
ただただゲーム自体に興味のあった私は、
常連のお店に行き、
予約までして専用コントローラー付きのソフトを発売して間もなくで購入しました。
このゲームはただの音ゲーでしたが、
やっているうちにハマりました。
特にこのソフトに収録されている『CLIFFS OF DOVER』
という、エリックジョンソンの曲に感動を抱き、
「なんかギターって面白そう」だけの理由で、
遂に本物のギターまで購入することにまで発展しました。

・好きがこうじて

しかしながら独学ではやはり技術的にも限界があります。
当時、覚えたてのインターネットを駆使し、
検索でギター教室を探しました。
私の住む地域にもヤマハや個人店でギターを教えている所がありましたが、
「どうせ教えてもらうんだったら、プロのミュージシャンがいいな」
と思い、個人レッスンでプロミュージシャンが教えている所を探していました。
すると、G-Worksという
趣味で楽しむコースから、プロ養成コース、既にプロとして活動さえしているギタリストの為の研究科コースがあるプロ養成ギタースクールがある事を知ります。
”初回無料”と書いてあったので早速申し込んでみることにしました。

予約をしてから後で知ったのですが、
予約特典として無料の冊子がついてきました。
実を言うと、私のアドレスがうまく送られておらず、
向こうから返信が出来ませんでしたので、
特別に郵送にて冊子を送ってきてくれました。
(普段は郵送では送っていないらしいです)

正直、当時もネットで個人が教室を開いているのには、「何か騙す仕組みがあるのではないか」と警戒していましたが、
なぜインターネットから教室を探したかと言うと、
・騙されても、少しの痛手で引き返せる金額だったから
・プロのミュージシャンが直接教師をやっていたから
・受け付けていない郵送でわざわざ無料特典を送ってきてくれたから
この3点を考慮し、「安全だろう」と思い、感で
決めました。

当日、東京の指定された場所に行くと
アパートの一画でした。
「本当にここであっているよな?」
と思い、何度も指定された場所を確認しましたが、
そのアパートの一画であっていました。
部屋の番号を確認しインターホンを鳴らしました、
すると、
「はーい」と言う女性の声
ドアを開けてもらい中に入ると、
「ここで本当に教室開いてるのかな?」
と思うほどアパートの普通の間取りがあり
「住んでいるのかな?」
と思うほど生活感がありました。
(後日知りましたが、ここには住んでいないようでした。)

聞く所によると
夫婦二人で教室を開いており、
旦那さんの方がミュージシャンで講師担当、
ほかのミュージシャンの方は応援で手伝ってくれていて、
奥さんは主に経理などの担当をしていたようです。
一息つき、早速レッスン開始、
まず重要なギターの持ち方とフォームから入りました。
90分1コマのレッスンだったのですが、私はレッスンに夢中になり
時間がたつのがあっというまでした。

それからというものの、
即日契約し、次回からのレッスンをお願いしました。
その帰り際、「よし、俺の感は正しかった!」と
自分の決断が正しかった事に喜びました。
それから1年間、毎月のレッスンで教室に通うようになりました。

ワケあって働いている会社の方針で、
1年間しか教室に通う事ができなかったのですが、技術的にも精神的にも
成長することが出来て、とても良かったです。
今は教室には通っていないのですが、ギターはたしなみ程度に
練習しています。
もし、機会があればまた通ってみたいです。

ここまで読んでくれてありがとうございます
私のように、大人になってからも挑戦するという事は、
いい事だと思います。さぁ皆さんも諦めずに何かをし始めては如何でしょうか?
何かを始める時に、遅いという事はありません

今が一番早いのです。

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