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チョーキング現象って何?



1、はじめに

こんにちは。タイヨー工房の日向(hinata)です。
塗装女子職人をしてます。

このページに起こし頂きありがとうございます。

知っていることが何よりいいと思います。
知って得することがあるんです。

それは、今回はあなたのお家でも起こりうる
「チョーキング現象」!!

この現象は、屋根&外壁の塗装時期のサインです!!

塗装をすることで、屋根や外壁を紫外線や雨から守れます。
お家の劣化に対しては、早めの早めの行動が一番の節約です!!


2、チョーキング現象って何?

こんな経験したことないですか??

  • ガードレールを触った、触れたら手が汚れた!(白くなった)

  • 手すりを使ったら手が白くなった。

  • お出かけ先で、壁に触れたら手や服が汚れた。(色がついた)  などなど

1度は経験していると思います。

この手が白くなったり、壁に手が触れてその壁の色がついたりして、
「何これ?」ってなりますよね? 
(´Д`;Λ)☀💦

その汚れこそが、「チョーキング現象」です!!!  ̨ ̨ ι(´Д`ι)՞՞


3、チョーキング現象は、なぜ起こるのか?

 
紫外線や雨です。

チョークの粉のように落ちることから、チョーキング現象と言います。

紫外線や雨で、塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。
  ↓
  ↓

╭━━━━━━━━━━━╮
 わかりやすく言います!!
╰━v━━━━━━━━━╯
  v
今あなたが暮らしているお家は、あなたを紫外線や雨から守っています!!
お家の屋根材や外壁材を守っているのが、塗料です。
その塗料が、紫外線や雨を受け続けることで、ダメージを受けてきます。
ダメージを受け続けることで、塗料が粉状になり、私たちの服や手に触れた時についてしまうのが【チョーキング現象】です!
(※説明下手ですみません)

4、(注意)チョーキング現象は自然の劣化だけではない!!

紫外線や雨ではない時もあります!!
ここではその他の原因をお話しします!!

実は施工不良でもチョーキング現象は起こります。
紫外線や雨以外の原因 = 施工不良によるチョーキング現象

チョーキング現象が、施工不良によって引き起こされてる
一般的な原因を5つ紹介します。

 具体的な例 
 ↓↓↓↓↓

「下地処理の不十分
・塗装前に表面の清掃や下地調整が適切に行われていない 
    → 塗料の密着が悪くなり、劣化が早まります。

「適切でない塗料の選定
・使用環境に合わない塗料を選んだ場合 
    → 塗膜が早期に劣化しやすくなります。

「希釈不良」
・塗料の希釈率が適切でない
    
→ 塗膜が薄くなり、耐久性が低下します。

「乾燥時間の不足」
・塗装の各工程での乾燥時間が十分でない
    
→ 塗膜が弱くなり、劣化が早まります。

「塗装条件の不適合」
・温度や湿度が適切でない環境で塗装を行った
    
→ 塗膜の形成が不完全になり、早期に劣化する可能性があります。

これらの原因などでも「チョーキング現象」は起こりますので、施工不良を未然に防ぐには、あなたが知ることも時には必要かもしれません。

最後に

「チョーキング現象」についていかがでしたでしょうか?
少しでも「知ってほしい」と思います。

私も塗装職人になるまで、知らずにいた人です。
私の家も塗装を依頼した業者が、悪かったことがあります。
塗装は、3年で剥げてしまいました。

職人として、塗装の施工不良を経験した私。
家を守ることや塗装に費用も考えるとやはり、自分で「知識」を入れることが大切だと今も思っています。



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