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シール制作に至ったきっかけ①

シールとの出会いはありふれた「お菓子についていたおまけシール」から。コレクションとして持っていた数自体は多くなかったが、子供の頃熱中したものの一つには間違いない。その熱が再燃したのは2020年だったか、インターネット上で荒井清和さんのイラストが描かれたビックリマン様のシールを見た時からだ。こんなシールが作れるのか!というか売っているのか!どこで買えるんだ?と驚き、それからネットを探し回った。
そこで何やら「さん家電脳祭り」というものがあることを知った。当日、登録を済ませ無事ゲットしたそのシールを手にした時に、久しぶりに子供の頃に戻ったような喜びを覚えた。(ビックリマンの新作が出た時はちょこちょこと購入していたがそこまでの興奮はなかった)
それからしばらく自作シールというものの存在も忘れ(それがまだ自作シールというものと認識すらしていなかった。)、仕事に追われていた時に人間ドックで引っかかり、検査を受けた結果、腎臓がんが発覚。

ぼーっと自分について考える時間ができた。

腎臓を丸ごとひとつ摘出した手術が終わり、コロナ禍で誰もお見舞いに来ない中1人で「自分は何か本当に好きなことやってきたかな?」と考えた。やはり人は大病を前にするとこのような考えに至るもの。それからしばらくし職場復帰した時に思いがけない出来事があった。職場の人たちの似顔絵をたくさん描いて欲しいという依頼。ただ描くだけでは面白くないので、自分が好きなビックリマン風に描いてみようと思い至り制作してみた。

iPadで制作してみたら面白かった

「あれ…ひょっとしてこの作業…楽しいぞ!?」
単純に楽しかったのだ。
「せっかくだからシールにしてみたい」
ここで久しぶりに自分から何かしたい欲が生まれてきたのだ!
続く


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